ニット系ランニングシューズを洗う
どうも、アクセルトラッククラブの草野です。
さて近年はニット素材を使用したシューズが様々なメーカー、様々なスポーツにおいて登場しています。
個人的にニットの良いところは足馴染みの良さとニットならではのカラーリングですね。カジュアルさはメッシュや革が主体のシューズとは段違いです。
しかしパフォーマンスとして考えると柔らか過ぎてホールド感が弱い、変形しやすいという致命的な欠陥もあると思っています。
今後はニットと補強パーツの組み合わせによって、双方の良いとこどりを目指したモデルが出てきて欲しいなぁと思ってたのですが…
アシックスにはDSトレーナーという20以上続くモデルがあり、前モデルの24でニットを導入したものの柔らか過ぎてスプリントで使うには厳しいものでした。しかし25にアップデートするにあたり補強材など増やして剛性が強くなり、かなり好みのモデルになりました!
まぁ前置きが長くなってしまったのですが、お気に入りのシューズだからこそ汚れてきたら綺麗にしたいという事で洗濯する事にした、という話です。
これだけなら書くまでもないのですが、このモデルの洗濯にあたり難点となるのは『ニット』を使っている事。どうするのが正解なのか?同じように悩んでる方もいると思うのでGoogleで調べて実践する事にしました。
※後日メーカーに問い合わせて正式な洗濯方法を確認次第、追記したいと思います。
方法
検索したところYahoo知恵袋に同様の質問があり、その多くに花王公式がbotかの如く同じ回答を添えていました。
以下コピペ⬇️
『 洗剤を使った『たたき拭き』が推奨されております。たたき拭きは、丸洗いできない対象物のお手入れに使われる方法です。フライニット部分は生地の風合いが特長ですので、おしゃれ着用の中性洗剤を使いましょう。
①ハブラシなどでやさしくブラッシングして、汚れやホコリをかき出します。
②汚れのひどい部分に、おしゃれ着用の中性洗剤を濃い目に溶かして泡立てた泡をハブラシにつけて、たたいてなじませて汚れを落としていきます。
③汚れが落ちたら、きれいな水ですすいだタオルで2~3回清めぶきをします。
④スニーカーの中に紙などを詰めて形をきちんと整え、風通しのよい日陰で干してしっかりと湿気をとります。
*念のため、まずは必ず目立たない部分で確認してからお手入れなさってください。
*ニット地の風合いが変化しないように、こすらないでやさしくたたくようにお手入れするのがポイントです。』
だそうです。ではやってみましょう。
薄汚れてしまったニットシューズに。
①ハブラシなどでやさしくブラッシングして、汚れやホコリをかき出します。
②汚れのひどい部分に、おしゃれ着用の中性洗剤を濃い目に溶かして泡立てた泡をハブラシにつけて、たたいてなじませて汚れを落としていきます。
⬆️洗濯に使うハブラシ及び中性洗剤を溶かしたぬるま湯
まずは芝や土といった大きな汚れをハブラシで軽く払ったのち、中性洗剤の泡を汚れが目立つところに叩き馴染ませていきます。
ニットエリアはデリケートと言われているので、あまり強く擦る動作はせず。
補強パーツが使われている『固め』のエリアやミッドソール等はガシガシ磨いていきました。
シューレースを外し、別で洗います。
そして③汚れが落ちたら、きれいな水ですすいだタオルで2~3回清めぶきをします。
ホコリが落ちたせいか心なしか光沢を感じる。湿っているだけとも言える。
そして④スニーカーの中に紙などを詰めて形をきちんと整え、風通しのよい日陰で干してしっかりと湿気をとります。
型崩れしないように紙を詰めて風通しの良いとこに干します。つい陽に当てたくなりますが、どうやら傷んでしまうそうで…
そして無事乾いたのがコチラ⬇️
表面の汚れが落ちたおかげで光沢が出てきたように感じられます。
気になったニットのダメージやフィット感の変化も今のところありません。
扱いが難しいからこそ、頻繁に洗えるものでもないですし、洗っても機能が回復するわけでもありません。パフォーマンスシューズと付き合える時間には限りがあります。僕は長くても半年程度と思っています。
だからこそ、丁寧に扱い、時として見た目をケアして、天寿を全うして私が強くなる過程を支えてもらいたいものです。
皆様も機会がありましたらチャレンジしてみて下さい。
もしより良い方法があればコメントなどで教えていただけたら幸いです。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。またの機会に。
※2020/4/23
アシックス公式より返信をいただけたので共有します。皆様も是非参考にしていただいて、ニット系シューズを綺麗なまま天寿を全うさせられる事をお祈りしております。
『このたびは当社にお問い合わせをいただき、ありがとうございます。
ニット素材は合成繊維(ポリエステル)なので、
やわらかい白い布でさっと水拭きをするだけで、汚れが落ちます。
水拭きだけで汚れが落ちない場合は、クリーナーをご使用下さい。
汚れのひどい場合は、シューズを水につけてよく湿らせてからシューシャンプーをかけ、
汚れを洗い落とします。
手洗いのあと、白い布(紙)などをつめて形を整え風通しの良い日かげで乾かし、
最後にシュークリーム黒、白、無色でツヤを出してください。
※当社シューシャンプー「品番:TCC161」は一部パッケージ内に《革製品用》と
記載がありますが、天然皮革以外にも使用可能です。』
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