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女性しかいないMLMの仕事をしている彼氏と付き合った話①

こんにちは、Kanaです。

前回の記事へのご反響ありがとうございます!

この中で、彼のことを『特殊な仕事をしている』と紹介しました。
この彼とのお付き合いがなかなかユニークたっだので、これもまた私自身の備忘録も兼ねて書き記していこうと思います。


特殊なお仕事の彼との出会い

詳しいことを書くと特定されてしまいそうなので、ところどころぼかしますが、いわゆるネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)と言われるお仕事をしている方でした。

ちなみに…
私自身は、MLMをやっている一部の人や環境、やり方がおかしなだけで、ビジネスとしてはすごく優秀だと思っています。
弊社でも法人事業部として扱っているくらいなので(株式会社は融資があるので厳しく見られます)、どんな組織で誰とパートナーシップを結ぶか、勧誘の必要性の有無が非常に重要なだけで、日本でこれだけ偏見を持たれているのはもったいないとも感じています。


彼は出会ったときからその仕事をしていたのですが、勧誘目的で出会ったわけでもなく、MLMには関わっていない知り合いに『面白いヤツがいるから会ってみなよ』と言われて会いに行ったのです。

何の迷惑もかけられていないのに職業で人を判断するのは人間としてのレベルが低いかなーと思っていたので、それだけでナシにするのは違うと思い、お付き合いを始めました。

そもそも私自身が、他人に興味がなく、執着もなく、人は人。と割り切って生きているので、女性が多い環境というのは特に問題ではありませんでした。
男だらけの職場でも浮気する人はしますしね。笑

でも、それも自分に迷惑がかけられていなければの話。

彼の直属の上司?の立場に、なかなかパンチのきいた女性がいました(下記Mさんとさせていただきます)。

この女性とのアレコレが結果的に私の人生を大きく変えてくれたのですが、本当に色々ありまして…
彼との別れ話の時に全然執着しなかった(縋れなかった)のも、Mさんの存在があったからでした。

内心、これでもう関わることはないのか!やったー!とすら思いました。笑

どこまでもついてくる女の影

お互いに一人暮らしをしていましたが、契約更新を機にお付き合いして3カ月ほどで同棲を決めました。
ここからさっそくMさんの影響が出始めます。

同棲するのに許可がいる

『ちょっと電話で聞いてみる』というので、てっきり親御さんかなと思ったのですが、31歳のオトコが親に許可とるか…?と不思議に思っていました。

なんと、彼が電話したのはチームの直属のアップである女性。
(ちなみに私と同い年の当時28歳)。

ここで私は思いました。
彼は洗脳されている…と。

その電話では私のプロフィールを述べられ(無許可です)、良いか悪いかを聞き、なんやかんやで許可が出たのでしょう『OKだって!』と。

この時点で若干『やめといた方がいいかも…』とも思ったのですが、でも今までに会ったことのないタイプの人類への興味の方が勝ってしまい、同棲することに。

この決断が私の人生を大きく変えてくれるのです。

物件探しの難しさ

私はもう更新しない旨を通告してしまっていたので、いざ物件を探すとなるとスピード勝負。

さっさと見に行ってサクッと決めよう~くらいに思っていましたが、ここでもMさんのパワーが炸裂します。

まずは住む場所と階数のご指定
どうやら彼女も(間違った方向の)スピリチュアル信者らしく、やたら人の波動やマインドに口を出してくるのです。

住む場所は世田谷区の某所指定(私は不便極まりない)。
住む階数は波動の関係で4階以内(私は高層階が好き)。

いやいや、お前が住むんかい!というツッコミを何度も飲み込み『これも私の人生勉強かもしれん』と思いながら受け入れます。

前回の記事でも書いたように、元来お姫様気質の私にとっては、お坊さんの修行レベルで苦しいこと(やったことないけど)。

ただ、ノートで引き寄せるチカラなのか、私の念の方が強かったのか、彼が頑張ってくれたのか、最終的にはずっと憧れていた港区南青山に落ち着きます。

私に対するチェック

そんなこんなで何とか新生活が始まりました。
しばらくは落ち着いていましたが、ある日事件が起こります。

その日は久しぶりのお休みで某アウトレットでデートをしていました。
そこにはMさんもよく来ているということで、若干嫌な予感がしつつも、まさか平日ど真ん中に地方で会うことはないだろう…と思っていました。

でも、引き寄せってあるんですね。
なんとMさん率いるご一行と対面を果たすのです。

彼が急にしどろもどろになり『MさんがKanaに会いたいって』『今ここにきているから会って波動上げてあげてもいいって』というオマケつきで。

いやいや、会っていただかなくても大丈夫です!笑
波動も放っておいてください!笑

…という心の声は置いておき(何せ修行なので)、彼の判断にゆだねます。

断れるわけもなく、半ば強制的に対面を果たすことに(何せ修行だから)

まぁこれが面白くって、まず開口一番『○○(彼)がいつもお世話になってますぅ~』と。

不機嫌そうに腕を組み、人を見下すような目で上から下まで嘗め回すように見られたのはこの時が初めてでした。
この人が彼の中での波動の高い人なのかと…

色んな意味で衝撃です。
ヤキモチとかそんなことではなく、個人的には最もお付き合いしないタイプの女性です。

そして私たちのコーディネートのチェック。
その日はたまたま二人とも全身黒だったのですが『黒は波動が下がるからダメよ~』と。

ふむふむ、波動のことを考えると好きな色も着られないのですね!なるほど!

多少なりとも可愛いor美人に言われたら素直に『そうかも!明るい色も着よう』と思えるのですが、お世辞にもそうとは言えない佇まいで…

お召しになられているパンツの裾が長すぎて、アウトレットのお掃除をしている状態に汚れているのを見て、なんだかちょっと切ない気持ちになりました。

波動が高い(らしい)から、自分の服を使ってアウトレットのお掃除を買って出ていらっしゃるのかもしれませんが。

彼は『時間を作ってくださりありがとうございます』と。
これは私も感謝すべきなのか…と思ったのですが、特に頼んでいないので『ごきげんよう』とご挨拶しておきました。

全ては彼女のゴキゲン次第

そんなMさんはゴキゲン次第で人を動かします。

ここは私も受け入れられないところなので自分のチームでは絶対にやらないのですが、彼からしたらMさんを無下にすると自分の成績(収入)に関わってくるという、ザ・ネットワークビジネスの組織作りをされていました。

『Mは神の子。神様に呼ばれたから。』という理由で、夜中の1時に取り巻きに集合をかけ、彼に車を出させて東京→京都まで神社巡りに行ったり。

『Mは神の子。神事をしているから。』という理由で、私の波動についてモノ申してきたり。

『Mは神の子。神様の声が聞こえるから。』という理由で、朝5時に皆さんを鬼電で叩き起こして宮崎まで参拝に行ったり。

それを断ると『神様に歯向かったらビジネスで成功しないから!』と切り札を出してきます。

私は人様に何を言われても、腑に落ちること以外はまったく気にしないタイプなので、なかなかすごい人だな~と傍観していましたが…
一緒に住んでいる=私の睡眠時間にも影響はあるわけで。

30にもなって自分で自分のゴキゲンが取れない人もいるのだと勉強になりました。

まとめ

まだまだ4年分のエピソードがあるので、備忘録も兼ねて続編を書いていきます。

読んでいて気分が悪くなった方もいるかもしれませんが、私自身はこの人たちとの出会いを通して、本当に人としても女性としても(良くも悪くも色んな意味で)大きくさせてもらったと思っています。

ご興味ある方のみ、読んでいただけたらいいなと願って…!


Kana
東京都港区在住、強度HSPの32歳。兵庫県芦屋市出身のAB型。
動物占いは金のペガサス、四柱推命は庚、ホロスコープは太陽魚座・月蟹座・金星魚座。
潜在意識・コーチング・占い・心理学などを学び『自己肯定感を上げる』ことに集中して人生が大きく変化。24歳で株式会社を設立し、年商1200万を超える複業ビジネスオーナーになる。子なしのバツイチ。息子同然の黒ポメと2人暮らし。


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