まるで山に帰りたいハイジのように
クララに連れられたハイジが、山に帰りたくなった気持ちが分かる。
つい昨日の朝まで、福岡で山に囲まれて暮らしていたはずなのに。あれは夢だったのかなと思うくらい、あっという間に現実に戻ってきた。
ビルに、たくさんの人に、狭い空に。あまりにもかけ離れた光景に、絶望とかっていうよりも、我に返ったというかなんというか。
お昼寝したら、たけのこ掘って夕陽を見に行く夢を見たくらいには、福岡に心を残しているみたい。
2週間っていう短い期間だったため、ある意味良いとこだけを見させてもらったからこそ、私が思い描く生活ができて、それの良さを知ってしまったばかりに、そうじゃない現実に打ちのめされる。
はやく、引越ししたいなあ…
とはいえ、2週間見知らぬ土地で暮らしていた気苦労が、家に帰ってきたことで心身ともに解放されたようで。家に着いた途端、ぐったりと疲れきって、昨日と今日とずーっとごろごろしてる。し、疲れがお腹にきてるし、眠気もすごいし、倦怠感がすごい。
今日は早く寝て、明日からに備えよう。
あの生活を、夢で終わらせず、自分の日常にできるよう、前に進んでいきたい。