楽しみにしていた日にアレが、、天国か地獄か?【前編】日記③
みなさまこんにちは。
夏のセックスって野性的で良いですよね。
前回の日記が大好評でしたので(嘘です)Sさんとの続きのお話を書いて行きたいと思います。
◇
その日は待ちに待った日。
それは”わたしの最高のセフレSさん”に会える日だ。
その日会うまでに、いつものエロLINEでお互いかなり気持ちも高ぶっていた。
彼も会うまで我慢すると頑張ってくれていて最高潮だ。
朝、7時に目が覚めた。
興奮を落ち着かせるかのように、Amazonで日用品や大人のおもちゃを調べたりした。
10時、ヨガへ行き、たっぷり汗を流してモチモチぷるぷるのお肌へ。顔パックをした後、メイクをして髪をゆるめに巻く。
ちょっと早く待ち合わせ場所に行っちゃおうかな~なんてその後の妄想してグフグフニヤニヤしていた。
なにやら朝から少しお腹が下ってる、トイレに駆け込んだ。ティシュになにやら薄い血のようなものが、、!
一気に血の気が引く、、、
今日何日??え、、早くない?!
ぱぱぱパニック!!
落ち着け〜落ち着くんだカナコぉ〜
うーん、今更このタイミングで行かない選択肢はない。でもSさんに言った方が良い?言ったらどうなる?会えない?いや、会いたい!
駆け巡る思考、SさんとのLINEが次々と蘇る。
うむ、この感じいける…っ
うん、行こう。
とにかく行って勝負や!
低めのテンションで覚悟を決めた。
覚悟を決めて家を出たものの、待ち合わせ場所に向かう足は、まるで地獄へ向かう道かのように足取りは重く、上手く前に進めなかった。
こんなはずじゃ、、こんなはずじゃ、、
ずっと楽しみにしてたのに、、
なによりSさんがあんなに楽しみにしてくれてたのに…!!彼の期待に応えられないことが一番辛い。(涙目)
そんな中、SさんからLINE。
「ちょっと早く着いたよ」
本来であれば、わたしも早く着いていて、お互い気が早いよぉ♡ なんて言いながらいちゃいちゃするはずだった。そんなことを考えたらまた足が重くなった。
遠くにSさんの姿が見えた。
嬉しそうなSさん、手にはコンビニ袋、ペットボトルが2本入っている。
会えて嬉しいはずなのに地面を見下ろした。
どんな顔して、なんて言おう、、
「お待たせしました!」
明るく言ったつもりが全然言えてない。
部屋に入るとすぐ「会いたかった」と言ってハグしてくれるSさん。
「Sさんごめんなさい、、」
「来ちゃった?」と察しの良い彼。
「うん、家を出るときに、、ううう…」
「でも出来ると思う。」そう伝えると、
「大丈夫そうなら様子見ながらしよっか、」と優しく言ってくれた。
ハグに力が入った。
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