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好きなものこそ、限られた条件の中でやってみる

「好きなもの」って、私たちの心に深く根付いているからこそ、特別な力を持っています。それはただの趣味や興味を超えて、私たちの生活に喜びや癒しをもたらしてくれるもの。だからこそ、何かしらの制約の中で挑戦してみると、新たな発見があるかもしれません。

いつもと違うものに手を伸ばしてみる

例えば、私は読書が好きですが、ジャンルは大体決まっていて日常を描いた現代小説かミステリー小説、もしくは自己啓発系。さらに小説なら女性作家の方が書かれたものに手が伸びがち。中でもこの方の作品だったら絶対面白い、と思うものをつい選んでしまいます。映画でも同様に好きなのはミステリー系で恋愛は苦手。もしかしたら同じような方もいるかもしれません。
でも好きなものをあえて未知のジャンルで開拓するからこそ、新たな発見や視点の広がりが生まれることもあります。例えば、今話題の「地面師たち」。私はあの作品を見るまで、不動産業界の闇についてあまり深く知りませんでした。ミステリー小説の中で一部出てくることはあってもそのからくりがどうなっているかまでは推察できていなかったのです。

自己成長の種を見つける

こうやって「好きなもの」の中で未知の分野を開拓してみると、思わぬ発見や成長が得られたりします。私が「好きなものの中で」というのは、慣れているからこそ未知の分野でも理解できるところや共感できるところがあったり、逆に「これは興味が持てないな」と判断しやすいと思うからです。心と時間の余裕があると思う時にいつもの無意識の選択を乗り越えて、新たなジャンルを開拓してみてはどうでしょうか。

それは、私たち自身がまだ見ぬ「好きなもの」に出会うための小さな一歩かもしれません。未知の世界に足を踏み入れたとき、私たちは新たな喜びや感動、そして自己成長の種を見つけることができるのです。

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