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望みを無意識で叶えるには

欲しいと思うことがひょんなことから手に入ったり、会いたい人に会えたり・・・。私たちは意識していなくても、心の中で本当に望んでいることに対して、少しずつ行動を変え、環境を整えていることがよくあります。

机周りの片付けと心の整理

私の場合、これに気づいたのはほんの些細なことからでした。デスク周りがいつもモノで渋滞していて、常々片付けたいなーと思っていたのですが、思うだけでなかなか進まず。でもあるとき、「机周りが綺麗だと余計なものが目に入らないから仕事が捗りやすいな」と気づいたんです。

そんなことをぼんやり思い続けたら、ある日ふと、机の上が整理されている状況に気づきました。もちろん誰かが片付けてくれたわけではなく、自分で整理をしたわけですが、その過程を自分で意識していなかったんですね。引き出しを整理した記憶はあるのですが、「引き出しの中のものを減らしたことで、無意識に机の上のものを引き出しにしまうようになった」という自分の行動の変化に気づいていなかったのです。

自分の行動に気づく

この経験を通して感じたのは、私たちは心の奥底で本当に望んでいることに対して、無意識に動き出していることがあるということです。「こうしたい」「こうなりたい」と強く思うことがあれば、意識的に計画を立てなくても、私たちはその実現に向けて、自然と行動を起こすことがあるのです。

もちろん、全てが簡単に進むわけではありませんし、どうしても期限が決まっている時など意識して努力しなければいけないこともあるでしょう。でも、無意識に片付けを始めた自分を振り返ってみると、「本当に望んでいること」に対しては、知らず知らずのうちに前進していることに気づかされます。

変化が見えると行動が変わる

「机が綺麗だったらな〜」とただ思っていた時には行動が変わらなかったことを鑑みると、行動を変える鍵になるのは「それを達成することで、自分がどう変化するのか」が見えた時のようです。私の場合は、仕事の捗り具合に変化が出る、と気づいたことで自分の行動が変わっていきました。

その変化が自分にとって好ましいものであったとき、それは無意識のうちに、少しずつ形を変えて日常の中に溶け込んでいきます。だからこそ、自分がどんなことを望んでいるのか、何を大切にしているのかに改めて気づくことが重要です。

もしあなたが今何かを変えたいと思っているなら、それによって自分がどう変化するのかを想像してみましょう。自分にとってプラスの変化であったなら、あなたの行動も自然と変わっていくかもしれません。




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