彼女の声の魅力
ツイッターやらブログのプロフィールやらにもチラッと書いていますが、私はボーカロイドが好きです。
『ボーカロイド』
と聞いて、おそらく最初に思い浮かべるのが、緑色のツインテールがトレードマークの
『初音ミク』
ではないでしょうか?
もちろん初音ミクも好きなのですが、私にはミク以上に好きな子がいます。
ブロンドカラーのショートヘアに、白いうさ耳リボンのついたヘッドフォンがトレードマークの彼女の名前は、鏡音リンちゃん。
(いきなりのちゃん付けでアレですが、彼女の愛称なので汗)
彼女との出会いは今から9〜10年ほど前の、まだボーカロイドすらよく知らなかったころのこと。
専門学校を卒業し、実家暮らしで就職活動以外やる事もとくになく、名前だけ聞いて覚えていた初音ミクの曲を、なんとなく某動画サイトで探し始めるところから始まります。
ある時聞き始めて気に入った楽曲を、いつものように視聴していたとき。
ふと、パソコンの画面右側に並べられた次の動画一覧のいちばん上に目がいきます。
漢字4文字のタイトルで、すごく興味を惹かれるサムネイルの楽曲名は
『炉心融解』。
冷静に考えると歌詞は怖い言葉ばかりなのに、とけるような彼女の歌声に、あっという間に魅力されてしまいました。
それからというもの、ミクの曲と彼女の曲を探し続けるうちに、あるボカロPの楽曲に出会います。
ノリがよく、かっこいいロック系の楽曲を数多く発表されているNeruさん。
彼の曲もまた、先ほどの
『炉心融解』
のように歌詞に怖い言葉がたくさん出てくる楽曲が多く、ボカロをあまりよく知らない人からすればかなり偏見を持たれるかもしれません。
でも、怖い曲なのにNeruさんの曲を彼女やその弟が歌うと、ひと味ちがって聞こえるんです。
なんというか……彼女がNeruさんの曲を歌うと世の中のモヤモヤした負の感情を、張りがあってよく響く高音の声によって、そのモヤモヤが心の中から頭の先まで浄化されるような気分になるんです。
(もっとも、Neruさんが調声したリンちゃんの歌声が好きというのもありますが)
Neruさんの楽曲は
『東京テディベア』
から聞いていて、たくさん好きな曲はありますがとくにお気に入りは
『再教育』と『少年少女カメレオンシンプトム』。
『再教育』
は学生時代のモヤモヤを。
『少年少女カメレオンシンプトム』
は、今も抱える世の中の負に関するモヤモヤを浄化してくれるような中毒性がたまりません……!
ここまでの話だと、彼女のイメージは暗い曲ばかりになってしまいますが、明るい楽曲ももちろんたくさんあります。
明るめ……というよりちょっと大人っぽい曲ですが、今流行りのスマホゲーム。
『プロジェクトセカイ』
に、ギガさんが書き下ろした楽曲
『Ready Steady』
では、彼女の年齢はいちおう14歳(永遠の)という設定があり、この曲の歌声は14歳とは思えない、少し大人びた色っぽい歌い方をしていて、これまでのかっこよさやかわいさ。
歌どおりのことをリアルに起こしそうな怖さがあった彼女の別の一面が現れていて、この楽曲をボーカロイドバージョンで初めて聞いたときは鳥肌が立ちまくりました……!!
大人びた曲といえば、彼女たちの10週年記念のときに発表されたギガさんの
『劣等上等』
も、ひとまわり背伸びしたような雰囲気と歌声の曲で、かっこよくて好きです。
最後にお話するのは今度こそ明るめの楽曲。
『Ready Steady』
と同じく、プロジェクトセカイへの書き下ろし楽曲のひとつ。
『天使のクローバー』。
『2018年マジカルミライ』
の楽曲コンテストでグランプリに選ばれたことがあるDIVELAさん書き下ろしのこの曲は、何かを頑張っているけど
「こんなのやってる意味ある?」
と挫けそうになっている人に、
「必ずどこかで見て(応援して)くれている人がいる。だから、今はつらくても頑張れるよ!」
って背中を強く押してくれるイメージの曲なのですが、彼女の声の特徴がすごくよく出ているように感じます。
彼女の声の特徴の、張りのある高音によって
「(応援して・見てくれている人にこの想いを)届けたいっ!!」
という気持ちがこもった彼女のまっすぐな明るい歌声が心に刺さり、サビを聞くたびに涙腺が崩壊しそうになるほど。
(毎回涙腺が崩壊するのは私だけかもしれませんが)
ミクの声もボカロPの調声によって微妙にちがいがあったり味があって好きですが、私はやはり彼女の歌声が、今も変わらず大好きです!!!
#私の推しキャラ #ボーカロイド #ボカロ #ボカロ好き #ボカロ大好き #ボカロとの出会い #鏡音リン #鏡音リン・レン #鏡音リンレン