Vol.2 本気のワーホリ:不安はあっていい。むしろ不安な方がいい。
本気のワーホリに挑戦すると決めた私は、渡航の準備を始めた。スーツケースを買ったり必要なものを集めたり…そんなことではない。もっとやるべきことがたっくさんあるのが本気のワーホリ。
6ヵ月の自分鍛え直し計画だ。
◆英米卒・教員免許も持ってるのに英語の勉強をし直す
事前準備の始まりは、英語レベルの現在地を知るためのアセスメントテストの受験でした。小学4年生の頃から英語の教室に通い、高校時代に分厚い参考書を3回にわたって丸写しし、自分のためだけの参考書をつくり、大学でもアメリカ文学を専攻していた私は、英語は比較的得意科目でした。それでも、REBORNのテストは難しく、判定もとっても厳しかったです。その油断を許さない基準のおかげで「これは甘く見たらいけない」と改めて覚悟を決めてスタートを切ることができました。
自分の現在地を知った後は、渡航までに最低限必要なレベルまで持っていくために、英語の課題は毎回必ず提出し、アセスメントテストも必ず受験しました。必死な受験勉強のおかげで、基本的な文法は頭に入っていたし、英語小論文や要約もかなり鍛えたので慣れてはいましたが、それでも課題をこなすのは簡単ではありませんでした。なぜかと言うと、勉強するのは、テストで高得点を取るための英語ではなく、「グローバルな環境で活躍する」ために必要な英語だからです。ただ覚えればよいという問題ではありません。ただ何となくやれば努力賞がもらえるわけでもありません。
きちんと自分のものにして使えるようにならないといけませんでした。私自身も、「英語を正しく使えるようになって自信をつけてから渡航したい」と思っていました。もちろん、英語を教えてくれる先生は、やったことに対しての努力をきちんと評価してくれました。でも、その努力を無駄にしないためにも自分の言葉のアウトプットのためのツールとして使えるようになるために、「ただやった」だけで満足させてはくれません。見落としがちな穴に気づけるようなアセスメントや課題を用意されています。
また、文法や単語、英語ならではの表現などの再学習を経て、スピーキングの力もかなり上がったと思います。事前準備を始めた頃は、スピーキングに根拠のある自信はなく、わからなくても笑ってその場をしのぐようなこともしていました。聞けない、言えない、そんな現実に焦ることもありました。実際に使う、話すことを目的にインプットをしたことは、アウトプットの練習にもかなり効果的でした。さらに、アウトプットの場も用意してくれているので、その環境を使い倒したことで渡航までに十分に自信をつける準備をすることができました。
英語もスポーツと同じで、どれだけルールやテクニックを勉強しても、実際の試合の中でそのインプットしたものを使って表現できなければ、プレイヤーとしては不十分なのと同じで、グローバルなフィールドで活躍したいのならば、インプットした知識を出し切る練習をしないといけないということをREBORNで改めて教えてもらいました。
スポーツの試合とは違い、ワーホリや留学の場合、お金を払って権利を買えば、渡航できてしまいます。ですが、十分な練習をしない選手は自分が思い描くようなプレイはできないのは当然です。日本でできる準備はとことんやってから渡航する。渡航日に向けてコンディションを調整していく。REBORNの事前準備の環境にその後押しされ、準備を進めることができました。
◆本気のワーホリに必要なのは克己心
REBORNの事前準備をやって本当に良かったと思うのは、克己心を養うことができたことです。方法を知っていても、それを行動に移し、継続的に努力できる人はそう多くないと私は思っています。私も、自分に甘いし、弱いし、すぐにくじけます。だからこそREBORNの事前準備が必要でした。
REBORNの事前準備では、ただ方法を提示するのではなく、自分の足で踏み出せるようなマインドセットを促してくれます。克己心というと、単なる精神論に聞こえてしまうかもしれませんが、世界に出てグローバル人材になろうと思ったら、無理やり「頑張ろう」と自分に言い聞かせても限界があると思います。
もちろん、自分を鼓舞し続けることも必要ですが、そうではなくて、「なぜこの知識が必要なのか」「なぜこの問題を考える必要があるのか」ということに自分で気づく力をつけることがとても大切だと私は思っています。環境問題について考えましょう、捕鯨問題について考えましょう、人種の問題について考えましょう、と言われてやってみても、なぜその問題が大事なのかを自分で考えられなければ、ただやらされているだけになってしまい、世界で起きているあらゆる問題の本質にたどり着くことは難しいと思います。
私は、事前準備のおかげで無理やりな根性ではなく、内発的に「これが必要だから頑張ろう」と考えられるようになりました。
時には不安になることもありました。「私の英語で通用するだろうか」「仕事が見つからなかったらどうしよう」「帰国後に仕事がなかったらどうしよう」と不安で押しつぶされそうになったこともあります。むしろ、常に不安でした。
でも、その不安があったからこそ、自分がなぜ会社を辞めてまでワーホリに行こうと思ったのかとういう原点に立ち戻って考えることができましたし、その不安があったからこそ、克己心を養い、努力することができました。こうして今振り返ってみると、REBORNの事前準備は、不安を消すためにやったのではなかったのだと思います。
不安はあって当然で、むしろその不安に紐づく弱みを浮き彫りにして、その弱みを克服するための準備なのだと思います。不安も感じず「何とかなる」という根拠のない自信だけではどうにもならないので、REBORNの事前準備で不安になることができてよかったと思っています。いろんな選択肢があふれていて、どれが正解なのか選んでいるときはわかりませんが、ワーホリという選択も自分の人生の一部です。自分次第で過去の自分の選択を正解にすることができると私は思っています。そのために、私は弱い自分を甘やかさずに自分の足で前に進んでいくことを後押ししてくれるREBORNを選んだ2年前の自分、心からありがとう!!
つづく…
★REBORN project とは…
筆者(Kana)が利用したワーホリプログラムです。
海外で逞しく生きられる上級レベルまで一気に引き上げる、留学よりも本気のワーホリ
多国籍な人との相互理解に基づくクロスカルチャーコミュニケーションを鍛える環境があり、多国籍のライバル達との競争力を鍛えることができる。
英語はできて当たり前、その先をみて国内外で活躍できるグローバル人材を育成する、人生を変えたい人のための「本気のワーホリ」
▼プログラムについて知りたい方はコチラから!▼
◆ワーホリという決断は簡単じゃない
★本気のワーホリ経験者でもあるこの記事の筆者(Kana)がワーホリの相談にのります!(1名/週 限定)
・ワーホリに行こうか悩んでいる
・ワーホリには行きたいけど何から考えたらよいかわからない
などなど…少しでもワーホリに興味がある方は、思っていることや感じていることを言葉にして誰かに伝えてみると、自分なりの答えが見つかるかもしれません:)
※エージェントではありません。ワーホリ経験者としてお伝え出来ることをお伝えしていきます!
相談してみたいという方はお気軽にこちらの記事へコメントお待ちしてます!ワーホリを検討していることはコッソリと話したいという方はこちらのLINEへメッセージをお送りください!(情報配信等はしていません。完全チャット用です)