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お医者様との信頼関係

ちびこた🐾がまだ20代の頃。

「鬱かも?」と思って、精神科に初めて行ったことがあります。

初診の診察で、こちらの話も聞かずに

「あ、鬱ですね」
「毎日日記書いてください」
「今日もう帰っていいですよ」
という診察でした。

「…これで何がわかるの?」と、とても嫌な気持ちになった記憶があります。

ですか、今振り返ると自分の受診の仕方にも不足があったなあ、と思います。

自分の思い込みが強すぎると勝手に(どうせ…)と、「相手との信頼関係が作りにくい」し、

伝わるように「語彙力を育てていればよかった」と、20年後に思ったのです。

質問力不足は、欲しい答えが返ってこないとは、ほんとそれ、でした。

今日は、長文の予感しかない(笑)

接客業を長年している私は、一瞬で相手の方の様子をジャッジする癖があります。そして、それを過信しておりました(恥)

「あ、だめだ。話も聞かない人がわかるわけがない。」という一瞬のジャッジ。

こうなると、あんまりその人の言うことは聞かないし、近寄らなくなるのが常でした。

もちろん直感や今までの経験値をを大事にすることが悪いとは思いません。

たぶん危険回避には、これが良い方向に出る場合もあると思います👍✨

ただ、日常的に、他の情報を置いてけぼりにしながら、ある一面だけでバッサリと…そりゃあ、清々しいほどに

「この人好きじゃない」と、するのは、今思うと大変浅はかな行為だなあと。(むしろその初めての精神科医と同じことしてないか?)

いつもこうしてると、いつまで経っても良いお医者さんにに出会える確率は減るわけだなあ、むしろ自分で減らしていたのか。ということに、気づきました。20年後に(笑)


そこで、私はまず、自分のニーズをまとめることにしました。

①直感
②客観的な情報
③個人的な「ここは譲れないポイント」で判断したらいいな、と。

で、

・直感的にその医師が人として嫌じゃないか

・お医者さんの方針が自分の方針と合っているか

・そのお医者さんの情報に70〜80%の満足が得られるか

・話を理解しようとする姿勢があるか

・質問にこたえてくれるかどうか

・疑問や不安に対して、提案してくれるかどうか

このあたりが満たされると、私はある程度信頼できる模様です。

(私は特定の条件が揃ったときに、男性不信が発動するのですが、上記に当てはまれば男性の医師でも気になりませんでした)

これから受ける方へ


20年もあけて精神科にかかったので私からのアドバイスは

①自分の語彙力を育て、質問力を上げよう

② ヒトは「生きてきた年数だけ固定観念がある」(自分の思い込みが生きた数だけあるよ)と意識しよう

です。

私は昔から「傲慢だ」と言われることが、ある一定数あったのですが、最近まで意味が全くわかりませんでした。

最近になって、ようやくわかったのが、

★人のせいにしていないか

★過去、逃げてきたことに対して後悔していないか

この2つが大きく関わっていた。

詳しくはまた今度別に書くとして、まずは「自分オリジナル」の価値観が「あるのだ」ということを、自覚しておくと良いと思います。

・自分の言い方が伝わりやすいか

・自分の言葉が相手と同じ意味で使っているとは限らない

と、すれば、

「あの医者はわかってくれない!」「医者の癖に」「専門家のくせに」と思わなくて済む。

人はみんな「言葉」の意味を自分語として使っているんだから、「伝わってますか?」と確認しながら話す。

先生だって模索して探してくれているだ。

20分で、何十年も積み重なったことがわかるわけないのに、わかってもらって当たり前、という気持ちになっている自分がいないか。少しだけ考えてみたらいい。

20年前の私は「医者だろ?!」って思ってた。昭和のオヤジか。

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