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子どもの荷物を持たないようにする

先日、何かで見かけて心に響いた言葉。

子どもの荷物を持たないようにする
ということ。

子ども自身が自分の荷物に責任を持つ為に、自分で自分の荷物を持たせる
事が大事だそうです。

これを読んではっとしました。

私は子どもの荷物、めっちゃ持ってあげてたわ。

保育園登園の時、息子のリュックを息子自身が背負ってる時間て、もしかしたらほぼ無かったかも?
自転車登園の時は荷台に置いてしまうし、車登園の時も家出てすぐ車に乗ってしまうし。

娘を学童へお迎えに行った時も、自転車のため荷台にランドセルを乗せていました。
夏場は特に熱中症も怖いし、荷物は少して軽くしてあげたい、と思ってしまって。

遊びに出掛けた時も、息子は荷物を持ってると歩くスピードが遅くなるから、私がそれが嫌ですぐに代わりに荷物を持ってしまう。

でも、それって子供のためというより、自分のためだったのかも?とハッとしました。

自分で荷物を持ってみないと、どの位の重さなら持てるのか?どんなリュックやカバンが持ちやすくて動きやすいのか?もわからないし、
前日に荷物を準備する時も、きっと他人事になってしまうんだろうと思います。

あとは、何が必要なのか、いつ使うものなのか、カバンのどこに入ってるのか、を自分で把握する為にも、「自分の荷物を自分で持つ」事は大事なんだと思う。

それらの事を子ども達が学ぶ機会を私は奪ってしまってたのかも、とも思いました。

もちろん、子どもの年齢によっても違ってくるとは思うので、1〜2歳の頃と、5〜8歳の今では荷物を持たせる事の重要度・必要度が全然違うと思います。

今の子ども達の年齢なら、もう自分の荷物は自分で持てるはずなのに、まだ何から何までサポートしてあげる必要があるという認識のままでいたのは、私なんだなぁ、と気付かされました。

変なところで心配性な私は、先回りして小石を取り除いてあげてしまうタイプの親になりやすいので、注意しないと!と自分で自分に言い聞かせています。

これから子ども達はもっと自分の力で対応していく場面が増えるわけだし、その時にすぐ助けてくれる大人が周りにいなくても、自分の頭で考えて動ける人になってほしい。

そう思うと、まずは子ども達を信じて、任せてみる。

それが大事なのだと思います。

子どもの人生は子どものもの、
自分の人生は自分のもの。

この線引きをしっかりしていないといけないなと思います。

子どもの人生も自分の一部みたいに思ってしまうと、どうしても口出ししてしまうし、知らず知らずのうちに親の希望にの方へ誘導してしまったり、子ども自身もその事に気付かずに大きくなってしまったりすることもあると思う。

まずは、子ども自身がどう思っているのか、どう感じているのか、を聞いて、自分で決めてもらう

「自分で決める」というのも練習が必要。

決めた事について親はとやかく言わないで信じる。
これが中々難しいのだけれども。
ここに関しては親にとっても修行だなと思う。

「親」という漢字は、木に立って見ると書くので。

まさにそんな感じです。

お互いの人生を応援し合えるような、そんな親子関係でいられたら良いなぁと思います。

「子どもの荷物を子どもに持ってもらう」

意識していきたいです。


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