カウンセリングでトラブルが起きたときにネックなこと⇒証拠がない
これはカウンセラー側にも、クライアント側にも言えることだと思います。
カウンセリングの前提
今のカウンセリングは、「双方ともに良識のある人物である」ことが前提になっています。
私(クライアント)が「おーっと!これはひどすぎないか…」と感じられた言動をカウンセラーに取られて、本人に苦情を伝えたけれど、
傷が深いものになってしまい、別のカウンセラーたちに相談したことが何度かあります。
ベテランお弟子さんや、臨床心理士、地域の保健師、ホットライン相談員などです。
証拠がないため証言が疑われてしまう
そこで出てくる言葉が、「本当ですか?」「そんなことする人いるんですか??」「わたしはその場にいなかったので…」
「あなたの言っていることが本当かどうかわからないから何とも言えません」とはっきり言った人もいました。
そこで止まってしまうんですね、会話が。
あなたの証言の信ぴょう性が不明なため何も言えません。ガチャ。
幸い、少数ですが私の証言を疑わずに「しんどかったね」と言ってくれる人もいました。
私は一度、会社で、目撃者のいない状態でセクハラに遭ったことがありますが、そのときに上司や(女性)同僚に相談したときと同じような状況になってしまうんですね。
証拠がないから。
カウンセリングは、録音・録画禁止ですから(ごく稀に許可するカウンセラーがいるそうです)。
カウンセラーが適切なカウンセリングをおこなったのに、逆に捏造されたクレームを押し付けてくるクライアントっているんでしょうか。
そうなるとカウンセラー側にも、録音・録画には、ご自身を守るというメリットがあるのかもしれませんね。
でも良識のないクライアントが、それを動画サイトで勝手に流すなんてことになったら、それもやっかいですよね。
この点でいうと、メールカウンセリングでは証拠が一語一句 残るので、トラブルにはなりにくいと思います。
メールカウンセリングの内容が的外れだったことや(でもこの方に悪意がないことは承知しています)、クライアントを卑下する決めつけのオンパレードだったりしたこともありますが、
この点に関しては証拠があるため、別のカウンセラーさんも「ああ、これは…」と進んで相談に乗ってくれます。
「あの人がああ言った!」「わたしはそんなこと言ってない!」論争にはなりませんよね。
カウンセリングって密室になりますからね。カウンセラーもクライアントも、良識のある人物であることが望まれますね。
ほんとうは、そのようなことを望まなくてもいい世界が理想ですが、今のところ、しゃーないようです。
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