温故知新のマクロ
マクロのこと
季節のことを学ぶと、「温故知新(おんこちしん)」という言葉をよく思い出します。「温故知新」とは、「前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること」、「古いものをたずね求めて新しい事柄を知ること」という四文字熟語です。
特に最近、繰り返し感じているのは「古いものをたずね求めて新しい事柄を知ること」という意味について。季節のことを学んでいると、長く受け継がれてきた文化(考え方/行事/しきたりetc)には❝愛❞が込められているんだなということをいつも感じます。
八百万の神様を大事に大事に思ったり、ハレの日には寺社で五穀豊穣の願い(みんなが豊かになりますように)と祈ったり、季節の変わりめには体調の変化に気付けるように春夏秋冬の土用(季節の変わりめ)の期間をもうけたり、ハレの日(特別な日)とケの日(日常)があることで暮らしにメリハリが生まれたり、様々な季節の文化には人々が生きやすくなるような暮らしの知恵が込められています。誰かが誰かのためを思い、季節折々に幸せを願う文化、それが季節の文化❝季節を感じる暮らし❞。ここまで綴っているうちに、季節の文化ってなんて素敵なの!季節の文化を皆さんにお伝えするって凄く凄く幸せなことだなと、勝手にじんわり幸福を感じています♡(笑)
「温故知新」=古きを知り、新しきを知る。情報社会の現代の中では、新しいこと、誰もやったことがないこと、自分だけのアイデアなど、常に❝新しいもの❞にフォーカスしがち。それが悪いことじゃないけれど、行き詰ったときには❝古きもの(昔から受け継がれてきたもの)❞に目を向けてみると、意外と新しい発見があるかもしれません!
できれば、長く受け継がれてきた文化を廃れさせずに、現代に合う形で暮らしの中に受け継いでいきたい!長く受け継がれてきたものには長く受け継がれてきた意味があるので、そのことをもう一度見直して、100年後の未来へ繋いでいきたい!日本人が大切にしてきたたくさんの❝愛❞が込められている「季節を感じる暮らし」が、当たり前のように皆さんの暮らしに再び根付いてほしい、そう願いながら季節について発信しています。
※『温故知新』のミクロへ続く。
長くなっちゃったので🤭(笑)
季節を感じる暮らしを通して、皆さんの日々がより豊かに広がっていきますように♪ このページを見つけてくださりありがとうございました。
今日も良い一日になりますように♪
kana【季節を感じる暮らし/四季ソムリエ】