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Pot Heads

Pot Head とは。a person who smokes marijuana, especially habitually. マリファナを吸う人。特に常習的に吸う人のこと。

Pot, Weed。マリファナこのことである。語源を調べると、「also pot-head "chronic marijuana user," 1967, from pot + head . Earlier it meant "stupid person" (1530s), from pot .」と出た。昔は「マリファナからのバカな人」という意味であった、とのこと。

ホントだよ!ばかめ!(罵)

そう、私は憤っているのである。その怒りをここで吐き散らかしたいと思う。

ご存じの方も多いと思うが、ここ数年、アメリカではマリファナが合法化される州が増えた。現在、17州で合法である。これはあくまで、州法において合法であるだけで、国の法律ではまだ合法ではない。私が暮らすNY州でも2021年の3月より州では合法となった。

州の法律と国の法律は別。私はいまだにこの仕組みがわからないところが多いのであるが、同性婚も長らく州では合法でも、国では駄目という時期が長く続いた(で、同性婚は後に国の法律として合法とされた)。

マリファナ。こちらの人は合法化される前から当たり前のように吸っている人が多い。老若男女問わず、吸っている人がめちゃくちゃ多い。むしろ「吸ったことがない」という人の方が少ないのではないかと私は思う。あくまでも私の知る範囲で。

以前にもお薬やりすぎて頭がショートした友人らの話を書いたが、この国におけるドラッグ問題というのは、深刻である。深刻なのは、それらのものが驚くほど簡単に手に入れられるためである。だが、マリファナに関してはあんまりドラッグとして真剣に扱われていない。ハードドラッグ問題(コカインとか)の方が社会問題だとか、健康問題だとか深刻なせいであろうか。マリファナはまぁドラッグだけど~とぬるい扱いである。

夫アルゴも若い頃(10代の頃)は吸っていたが、どうやらマリファナにアレルギーがあると発覚。触ると痒くなり、蕁麻疹がでるのである。変なの。あと、彼の場合はハイになるのではなく、落ち込んでしまうらしい。マリファナは吸った人がみなハイになるのではなく、落ち込んだり、不安になる人も大勢いるのである。なので20年ほどは吸っていないはず。若い頃はカッコつけて吸っていたと言っていた。ティーンエイジャーなんてそんなもんよな。

そもそも私はお酒と犬たち(と、夫アルゴもいれておこう)で十分に幸せ・ハイになれるため、マリファナによってハイになるという行為に意味を見いだせない。

実際の価格がどれほどのものかは知らないけれど、小さな袋を買う代金で安ワイン2本くらいは買えるくらい(大体$20~$30くらい?)。なら酒の方が良い。それに、モクモクと編み物をしてブランケットが一枚出来上がった時、私はスーパーハイになれるし、V系バンドの動画を見ているだけでもスーパーハイになれるのである。安い女である。

以前書いた、スカンクへの怒りの記事があるので、こんなことを書くと、Ringo=スカンクの人と確実に認定されそうだが(いや、もうされているがw)

きついマリファナの匂いというのは、スカンクの屁の匂いと似ているのである(真顔)

そう!合法化されたせいでね!あっちでも、こっちでも、スカンクの屁の匂いにそっくりなマリファナの匂いがプンプンしていて非常に。ひっじょーーーーーーに!不愉快なんである。

なんせ過去の放屁被害事件があるため、いつ、なんどき、また奴ら(スカンク)にやられるか常に警戒している私であるので、匂いがして、すわっ!と構える自分が嫌だ。ヤツらに支配されているようで!!

まったくもって意味が分からない。ちょっと前までは、所持しているだけで逮捕。吸ってるとこ見つかったら逮捕(大抵、罰金で済むけれど)だったのに。自由になった途端、これだよ。

正直なとこ、いつどこで、誰がハイになろうとそれは知ったことではないんだけど、場所とか!状況を!考えなさいよ!!って心底思っているのだ。

The MRTA allows adults to recreationally consume marijuana, as well as possess marijuana in certain places. Adults are allowed to have up to three ounces of cannabis and 24 grams of concentrated cannabis (like vaporization oil or an edible). They can also have up to five pounds of cannabis at their home.
MRTA(マリファナOKの法律のこと)を使用すると、大人はレクリエーションでマリファナを消費したり、特定の場所でマリファナを所持したりできます。 大人は、最大3オンスの大麻と24グラムの濃縮大麻(電子タバコ方式で吸う事や食用のものなども含む)を摂取できます。 彼らはまた彼らの家で最大5ポンドの大麻を持つことができます。

☝これが、州の法律。この法律の中では明確に吸っていい場所、いけない場所も定められている。

Smoking is permitted at:
Private homes and residences
Private vehicles (tobacco only)
Hotel or motel rooms (when not in non-smoking rooms)
Retail tobacco businesses
Retail electronic cigarette stores (vaping only)
Membership associations
Up to 25% of seating in outdoor areas of restaurants with no roof or ceiling enclosure
喫煙は以下で許可されています:
個人の家と住居
自家用車(タバコのみ)
ホテルまたはモーテルの部屋(禁煙の部屋にない場合)
小売タバコ事業小売電子タバコ店(vapingのみ)
会員団体会員団体
レストランの屋外エリアの座席の最大25% 屋根や天井の囲いの無い場所

なのに、だ。スーパーマーケットでも、公園でも、もうあっちこっちでプンプン匂うの!煙草の規制の方が厳しいと思えるくらいに(NY州では屋内は完全禁煙)うちのご近所には、野球場があり、今の季節はリーグ戦の最中で週末なぞはわんさか家族連れがいるわけだが、そこでも匂う。なんなら、図書館でも、薬局でも、モールでも匂う。モールなんて最たるものだ。

ベイプ(電子タバコ)式のものもあるが、吸う人に聞いたら、葉っぱで吸いたいという人が多い。

なんでよ?そこまでハイになんないと、人生やってらんないの?(真顔)
そこまでリラックスを求めてるの?!ねぇっ!!!!(叫)

自由になった=何でもしていい、というわけではない。そもそも車の中、走行中などに吸う事は違法である。パッパラパーになった頭で運転されちゃたまったもんではない。なのに、公園の前に止めた車の中からモクモクと煙が出ていて、スカンク屁匂にも似た香りが立ち込める。公園には子供たちがいっぱいいるんやぞ!考えろや!

考えてもみて欲しい。同じく年齢制限されているアルコール。昼間っからべろべろに酔っぱらっていたら、周囲の人は眉を顰めるであろう。それと同じことだというのに。なんで、どいつもこいつも公共の場所で吸うのか?

煙草だってそう。禁止されている屋内で煙草に火をつけたら?現在はベイプ(電子タバコ)も禁止なので、ベイプでもいい。周りはどうする?やっぱり眉を顰めるし、怒られる。それと同じことのはずなのに。

なのになんで町中のあちこちでスカンクの屁の匂いに似たマリファナの匂いがぷんぷんしているというのだ。

マリファナを痛みを和らげるために終末医療で使用しているケースや、極度の鬱病や精神疾患に薬として処方されることは十二分に承知しているし、効果が出ていることも知っている。マリファナの成分を抽出したCBD(これはハイにはならず、リラックス効果のみ起こる)を使用したサプリは、人用から動物用まで今、ものすごい勢いで売られているし、THC(これはハイになる成分)という成分を抽出して、オイルにしたりしても売られている。

娯楽要素のために吸う・使用するのであれば、家の中とかで吸ってればいいじゃないの。ここが私が力説したいところなのだ。

しかも、だ。薬用のマリファナにはお店があり、身分証と処方せんがあれば買えるわけであるがNY州ではまだ、娯楽用にマリファナを販売するお店はできていない。つまり、これまでと同様、違法に販売されているわけで。おかしな話ではないか!公園だの、スーパーだのでプカプカやってるそれ!どこで手にいれたのさ!って話。取り締まれや!合法になったものの、他の法整備、規制が遅れているのである(ちなみに州によっては娯楽用に売っているお店が存在するところもある)

ちなみにここが難しい所でもあるのだ。だって合法化前に、マリファナ所持、販売を理由に刑務者に送られた人たちもいるわけで。減刑だの、釈放だのしなきゃいけない。でもどこまでを許すか、そのボーターラインが曖昧である。

そして長くなるので詳細はまた後日、書き記したいのだが。人種による逮捕率や、刑務所ビジネス(受刑者にかかる費用とそれで莫大な利益を得る企業や団体)など、このマリファナ関連の犯罪は大きな意味、関わりがあるのである。

煙草と異なり(煙草は吸うと血中にニコチンレセプターが形成されるため、また次も吸いたくなる仕組み)マリファナの中毒性というのは、心理的要素が多い。クセのようなものだ。なので外で吸うという行為も単に吸いたいから、というだけの話の人が殆どであると思う。

何で合法化されとるん?と思って調べてみたら。

One motivation for legalization is the economic benefits that can come from the regulated commercial availability of marijuana. Increased tax revenues, job growth, and investment opportunities all are powerful incentives to push for legalization.
合法化の動機の1つは、マリファナの規制された商業的入手可能性からもたらされる経済的利益です。 税収の増加、雇用の増加、投資機会はすべて、合法化を推進するための強力なインセンティブです。

https://www.investopedia.com/articles/insights/110916/economic-benefits-legalizing-weed.asp

でたよ!経済効果!!これ、経済利益狙って、煙草だのお酒だのにじゃんじゃん税金かけてたよね?それと一緒よな?現在、アメリカでは、煙草の害を減らそうという目的で、国をあげてフレーバー付き煙草、メンソールの煙草を禁止しようという動きがあるのだが、え、それよりマリファナなんとかしろや!と思えてしまう。もっとも、非喫煙者にとっては、煙草だって十分迷惑なんだろうけれど。

リラックスするのも、ハイになるものそりゃ自己責任だけど、そんなフワフワした大人が周りにいたら、子供だってマリファナ=楽し気なものって思うだろう。子供の頃から吸っていると脳の成長に影響がでるのである。これはお酒やタバコも然りだけど。

ちょっと前に、親がTHC(ハイになる方)のオイルを使ってブラウニーだか、キャンディーだかを作っていて、それを知らずに子供が学校へもって行き、配布してしまい大騒ぎになるというニュースもあった。

In 2015, about 4.0 million people in the United States met the diagnostic criteria for a marijuana use disorder
2015年の調査では、約400万人のアメリカ人がマリファナ使用障害(中毒になった)の診断基準を満たしました。

https://nida.nih.gov/publications/research-reports/marijuana/marijuana-addictive

2015年代の段階で、400万人もの人が、精神疾患と分類されるレベルでのマリファナ中毒者なのに?むぅん。

結局のところ、お酒もたばこも、そしてマリファナも「大人の嗜好品」というものなのだろうけど。ならば、使用することを許された大人は大人らしく、きちんと場所や状況をわきまえるべきなのである

マリファナの合法化、非合法化についてはいまだに熱い議論がなされる話題である。正直なとこ、私はどっちでもいい。ただ、ただ、使うなら場所と状況をわきまえろ!ということだけを大声で叫びたい。

日々、スカンクの屁の匂いかと思い、周りをチェックせねばならぬ、という犬の早朝散歩時の面倒をね、減らしたいの!私は!と、叫び散らして本日はおしまい。

参考サイト(国のドラッグ中毒の研究所)


Ringo=スカンクの人と認定されているLove is ミラクルさんと、アリエルさんのコラボ漫画(私がとてもかっこ美しく描かれている。愛犬まめこさんと共に。ぬふ。)

そして、スカンク(憎)の記事。






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