【ドラマ感想】メロが体質(韓国)
素直で、かっこよくないし、イラッとするのに憧れてしまう。
そんな登場人物たちが集まるドラマは、非リアルでありリアルである作品だった。
『メロが体質』(邦題:恋愛体質〜30歳になれば大丈夫〜)は、『シークレット・ジョブ』で有名なイ・ビョンホン監督の作品。
BSで放送してたときにちょっと観てから、Netflixで拝見しました。
大学時代の女友達3人が、脚本家、ドキュメンタリー映画監督、ドラマ制作会社の会社員で仕事をしているという憧れてやまないような非リアルな設定ながら、30代を目前とした彼女たちの日常から溢れる言動のリアルさに、同世代としてチクッと胸を刺されながら、その言葉に栄養をもらえました。
若いけど、もう若いとはいえない30代の難しい立ち位置を上手に描いてる作品でした。
主人公3人の中でも、主人公のジンジュが脚本家を目指しているという設定なのもあり、個人的に想い入れの深い、定期的に見直したい作品です。
「深夜のラーメン。これだけで十分ときめくし、ラーメンの誘惑に負けても人生には差し支えない。挽回できる時間があることに感謝しながら、今はただおいしく食べよう。」
たくさんの名言があったドラマでしたが、このセリフが大好きです。