【小説】不完全燃焼17
田中邦衛がなくなった。「北の国から」は一番好きなドラマだった。なぜかというと奥手の自分に似た境遇であったからだ。また、自分の母親は自分の物心がついたときから体調が悪く、ギリギリまで透析を回避していたが大学2年のときに「透析を始める前に北海道に行きたい」という母の希望から富良野に行った。あのままの雄大な自然と五郎の家にいった記憶がある。また、小樽にも行った。親父が石原裕次郎記念館に行きたいといい、自分は二人の運転手としてついていった。決してめちゃ楽しい旅行というよりもアシスタ