【第3話】彼氏の株が上がる時と下がる時
氷水をぶちまけられてるがごとく顔に容赦なく当たる北風吹く中、R-1(ヨーグルト飲料)を片手に風邪を引いている私がこんな時間に駅に向かって歩いているのにはワケがあるのですよ。(1月18日午後20:30頃)
さて、みなさんは彼氏あるいは旦那さんに対してどんな時に
「やっぱこの人じゃないと!」
「もう、好きすぎるーーー♡♡♡」
あるいは
「いや、やってらんねーよ」
「マジ別れたい、いやむしろ存在自体ウザい」
となるのでしょうか??
色々あるとは思います。
が
私は今日どっちも感じるエピソードがありました。
というか
まさに天国と地獄
ちょっとR-1を飲んで一息ついてから話しましょう。
ぐびぐび。
完全に、隣に座っているおじさんがウイルスを見るような怪訝な目をしているけど私は負けません。
さてさて、今は無事あったかい電車に揺られつつ書いているわけですが。こんなことになったのを説明するためにちょいと1日ほど時間を戻します。
昨日、私は仕事が終わり次第、彼氏の家に行って泊まる予定。
すると
「俺が料理作っとくよ!」
とのことで、ちょっと楽しみにしながら仕事に向かったのです。
が
時間が経つごとにひどくなる悪寒。
関節が痛い。こ、これは…!!!!!
インフルエンザ…!!!!!
もうフラフラになりながら、一応彼氏の家に連絡すると「おいでおいでー、湯船張っとくから!」との一言。
家に着いてから、もうベットに倒れこみそうな私を阻止し、テキパキと準備を進める彼氏。
「湯船に浸からなきゃだめだよー」
「スーツかけなきゃだめだよー」
「頑張ってー」
「パジャマ用意したからー」
そう声をかけられ、何とか頑張ってお風呂に入った私。
すると、食卓には豪華なご飯が…!!!!!
そうだ、ご飯作るって言ってくれてた…
でも
食べれへん
お昼もおにぎり一口しか食べれへんかったのに唐揚げとか無理…!!!!!
煮付けやらスープも作ってくれていた彼氏。
めっちゃ嬉しい!嬉しいけどなぜこのタイミングなのだ…!!!!!
一口ずつ何とか食べて「美味しい〜!!」ととりあえず感想を述べる私。
「無理して食べなくていいからね」
という一言に甘えて翌日食べることに。
さて、その翌日。
大分体調がマシになり、ご飯食べれる体調に!私は今日休みだったので、彼氏を見送った後ゆっくり朝ごはん。
写メも撮り、「美味しかったよー!」というメッセージをつけてLINEを送って実家に帰りました。
すると、夕方彼氏から電話が!
「体調大丈夫かい??」
心配してくれてたことが本当に嬉しくて嬉しくて
早く会いたいなーーと思いつつ、電話を切りました。
その2時間後。
目を離した隙に彼氏からの着信3件。
?????
電話したところ
「ごめん、家の鍵…知らない?」
?!
「え、私持ってった?!」
「いや、あのーーー、LINEで送ってくれた写メにうつってて…」
「キーケースが」
うそやん…マジかよ。
「家、入れへん」
しょうがないので早いこと行ってあげなきゃと思い、さらにはすごい言い出しにくかったろうなと思って
「寒いもんね(>_<)ちゃんとあったかいとこで待ってて!」
と言うと安心したのか
「あーー、でも写メ撮った時点で気付いて欲しかったな笑」
とちょっと冗談っぽく言ったのが
1番の株急降下ポイントでした。
というわけで、はるばる電車で1時間かかる道のりを体調絶不調の中行ってるわけでございます。
確かに早く会いたいなと思いましたけども
ここまでは願っていなかったぜ
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