友達家族と熊本旅 2日目
2日目の朝は「OMO5熊本by星野リゾート」の朝食からスタート。
私たちにしては珍しく7:00からの朝食を予約。
私は「フレンチトーストさつまいも&シトラス」をチョイス。
夫は「エッグ&ラタトゥイユのキューブトースト」。
「長部田海床路」までプチドライブ
朝食の後は、熊本市内から宇土市内へ30分程度のプチドライブへ出かけました。
2度目の「長部田海床路」は前回の夕暮れに見た時と全く雰囲気が異なり、爽やか。
「長部田海床路」から「三角港」まで本当は足を伸ばしたかったけれど、後の予定も詰まっていたので断念・・・。
海床路を見た後は、最寄りの海苔屋さんでお買い物して宇土市の名物を紹介したいので、少し移動。
宇土名物「小袖餅」
1517年から続く「小袖餅」、現在は5代目がお店を守っているそう。
数年前、初めて食べた時から包み紙のかわいさと小さなお餅が10個並んだ姿にときめきました。
ひと口サイズのお餅には上品な甘さの餡子が入っており、ちょっとしたおやつに最適!
開店直後に購入し、お店の外で頂いたためこれまで何度も食べた小袖餅の中で最も生地が柔らかくて私自身再び感動!
K家もみんな「美味しい!」って喜んでくれたのでさらにうれしく、5人であっという間に20個完食!
こんなにかわいくて美味しい「小袖餅」ですが賞味期限が当日限りなのでお土産にできないのが残念なところ・・・。
でも、今回はお店に一緒に行ってその場で出来立てを食べることができて本当によかった。
ルーツピュアリィの方が地下のカフェスペースから繋がる元船着場へ案内して下さり、桜が咲く美しい川沿いを散策することができました。
「珈琲回廊」でコーヒータイム
川沿いのお散歩を終え、ちょうど橋へ上がったところにある「珈琲回廊」へ。
午前中だったこともあり、店内はそこまで混雑しておらずちょうど良いタイミングで窓際の特等席が空きました!
私と友人そしてSちゃんはこのエリアになんとなく座り、男性2人は背面のカウンターでコーヒータイム。
みんなで写真撮ったり、おしゃべりしたりしながらゆっくり過ごしてお土産用のコーヒー豆も買ってランチのお店へ移動。
「会楽園」でタイピーエンランチ
「珈琲回廊」から徒歩数分の場所にある中華屋さん「会楽園」は私も初めて行くお店なので楽しみにしていました!
熊本のソウルフードその②「タイピーエン」発祥のお店と言われている名店で、昭和8年から変わらない味を提供されているそうです。
いつもお昼時には行列ができるとのことで焦り気味で向かいましたが、この日は並ばずに5人同じ席に座ることができてラッキー。(しかも奥の円卓席でさらにラッキー)
これまで何度も他店で食べてきたタイピーエンと確実に美味しさのレベルが違う!!!!
大量に刻まれた白菜の甘みとしっかりしたコクが効いてパンチがあるのに、あっさりしたスープの虜になってしまいました。
春雨がスープに絡み、美味しさしかありません。
噂以上、想像以上、口コミ以上においしくてK家のみんなもみんな無心で食べ続け完食!
次回から「会楽園」は熊本案内リストのマスト入り確定です。
ごちそうさまでした!
私の中で熊本景観大賞「長崎次郎書店」とぐるりの風景
何度も熊本を訪れている中で特別な存在である「長崎次郎書店」とその周囲の風景は、熊本が誇る宝物ではないでしょうか。
明治7年創業の「長崎次郎書店」は県内最古級の老舗書店で、かつては文豪・森鴎外も訪れていたそう。
書店の目の前にはカーブした路面電車の線路があり、毎日電車が通り過ぎる光景は映画のシーンのよう。
この辺りは古い建物が現存しているだけでなく、新しいお店として利用されたり活気がある点も素晴らしい。
せっかくなので2階の喫茶室も見学しようと上へ行くと、神席が空いてる模様。昼食後でお腹いっぱいだけど、これは利用するしかない!
電停を見下ろしながら頂く午後のコーヒーは至福そのもの。
「工藝きくち」でうつわ選び
この旅最後に訪れたスポットは「工藝きくち」。
民芸とうつわ好きな私たちの旅のフィナーレに適したお店。
店内にはきくちさんが選んだ民芸の品々がぎっしり並び、きくちさんの民藝愛が手に取るように分かります。
いろんなうつわを眺め、悩みに悩んで私も友人も同じ出西窯の白いボウルをお買い上げ!
このうつわを使うたび、今回の旅のことを思いだすと思うので大切にしよう。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、空港へ向かうK家とはここでお別れ。
再会を楽しみにみんなでバイバイしました!
高速に乗る前に立ち寄った「レストラン ホープ」
私たちも高速で福岡へ戻るため車を走らせていたのですが、以前から気になっていた喫茶店の近くだったので、少し立ち寄ることにしました。
店内へ入り、窓際の席に座りました。
どこを見ても可愛い店内をキョロキョロ。
素敵なご夫婦で営まれているそうで、奥のキッチンではマスターが調理を行い、奥様がフロアを担当されていました。
ミックスサンドイッチ、紅茶、レモンスカッシュ、プリンを注文。
運ばれてきた全てが可愛いくて私は大興奮。
手作りプリンは1日に10個しか作れない貴重な一品。
硬さも甘さもちょうど良くてとっても美味しかった。
サンドイッチもレモンスカッシュも紅茶も、どれも美味しくて素敵なお店でした。
レストランなので、軽食以外のメニューも充実しており名物はステーキなんだとか。メニューの数も多く、次は食事を注文してみたい。
夕飯用にテイクアウトする常連の方もたくさんお見かけしました。
奥の部屋はグリーンの壁が印象的で東郷青児の作品が飾られており素敵でした。
1泊2日の熊本旅、これにて終了。
最後まで読んでくださりありがとうございます!