カナダのワーホリ行って大家さんに騙された話
こんにちは!今回は前回までと変わってカナダで出会った大家さんにお金を騙し取られた話をしたいと思います。いかに騙されたかと言う話で、あーあと思う人はポチッとお願いします。
外国での家探しは苦難の連発
カナダでワーキングホリデーをするにあたって、まずは住む場所探しが大変でした。期間の半分はAirbnbにお世話になり、その期間はまぁ良かったのですが…約半分は日本からGoogle検索で探したシェアハウスに住んでいました。そのシェアハウスのオーナーが守銭奴過ぎて酷かった。というかはっきり言って(言わなくても)詐欺師でした。
このオーナーを仮に得体の知れない考えを持ったという意味を込めてAリアンと呼ぶことにします。
Aリアンの持っているシェアハウスは画像で見ると素晴らしい御殿のようだった!!
まず、日本にいてワーホリの計画を立てている私は不安だらけでした。特に家探し!!知り合いも友達もカナダにおらんし、エージェント通すと高いし… ホームステイはもう二度と経験したくない嫌な思い出があるのでパスだし…。 でもカナダの部屋を貸します情報サイトを見ていたときに!見つけた!!良さげなお部屋!
お値段も月に5万5千円ほどで、お部屋がなんとまぁ 綺麗なこと!!
お姫様ベッドに、ゴブラン織りのカーテン、共有スペースに広いキッチンとオーブン、お庭にはジャグジー付きのプール!まである
すごいじゃない!!ここ。ここにしよう!!と早速書いてあるメールからオーナーさん(Aリアン)に連絡
するとAリアンから早速返信が(英語で)
Aリアン 「今何人かここを検討している人がいて 君が来るのは…ぇっと2ヶ月先?じゃあちょうど今の住人が出ていく頃だね。
予約金で2万5千円もらうことになってるから、ここに住みたいならまず
2万5千円振り込んでね」
私 「(予約金?カナダはそういうシステムなのかな、日本にも敷金礼金あるし、そっか!OK!)はい。わかりました。では振り込みしますので、よろしくお願いします。」
Aリアン 「はい。お金は受け取りました。因みに月のレンタル料だけど6万円ね。最低6ヶ月住んでもらわないと困るから、もしそれ以下でも6ヶ月分もらうから。」
私 「え、あのでも サイトに月額5万5千円ってかいてありますけど。」
Aリアン 「あれはね、前に載せた情報なの。今は時代も変わってきてるし、6万円だよ。」
私 「(更新日、昨日の日付になってるけど、でもここに住みたいし…)
そうなんですね。わかりました。」
Aリアン 「はい。じゃぁ6万円も振り込んでね。1ヶ月分前払いで」
私 「(これで安心だ。)はい。振り込みます。」
まず、普通カナダのシェアハウスに予約金なんてありません。前払いでその月の何割かを先に支払っておくことはあるかもですが。それから、サイトに載せている金額から5千円も急に値上げすることも基本ありません。
この時点で ここヤバいと気づくべきでした。
現地について家を見てみたらびっくり!!
大家さんは良い人信頼できる人という、なんの根拠もないHappyマインド、ノー天気の私の騙され記録はまだまだ続きます。
まず、やっとこせの思いで、電車を乗り継ぎその遠いシェアハウスに辿り着くと、出迎えてくれたのは太っちょのヨーロッパ系のおじさん。
あ、大家のAリアンさんかなと思い、愛想よくHi ! Nice to meet you
と声をかけると 相手もニコニコ
この方、ちょっと問題ありの同居人でした。
そして、いよいよ おじさんに案内されて家の中へ。。
あれ…おかしい 写真と様子が違う。
床はギタギタ 塗装が剥がれ、きしんでおり、隣の部屋はガラスで仕切られ、場所によってはそのガラスも壁もない。代わりに段ボールが立てかけられてる。
いやいや、…でも私の部屋は……
そして… 部屋に到着!!! E え 狭いっつ
ここは物置ですか、なんなのこの汚らしいベッドは、なんかザラザラしてそう 茶色し、布団汚い。
何この壊れかけた机、 なんなのここ 私は小公女セーラちゃんか!!
その晩、私は眠れませんでした。そして案の定ベッドバグが…
あの日本で見た美しい御殿のような写真は、photoshop か何かで加工され、挙句にありもしない家具や床やカーテンが、オンライン上で配置されたものなのでした。
でもまだ 私の大家さんは信頼できる人!!マインドは止まってはいませんでした。
その晩のことです。
ついにAリアンと対面。お金をさらに要求される
Aリアンはついに姿を現しました。夜、7時をまわった頃です。
Aリアン 「Hi! どう?部屋は片付いていたでしょう。君のために頑張ったんだ!!」
私 「あ、はい。ありがとうございます。おかげさまで。(写真と違うとか色々あるけど、カナダではこれが普通なんだよね?)」
Aリアン 「ところで、来月分の支払いだけど、6万5千円、今払える?」
私 「え、6万円っておっしゃいませんでしたか」
Aリアン 「いやいや、あの月は予約金ってあったでしょ、だから6万円で、ほら送った書類に6万5千円ってかいてあるよ」
私 「(そうだったのか、)はい。わかりました。今払えます。」
そこで6万5千円現金手渡しをしました。私がアホでした。
Aリアン 「はい。ありがとう。じゃぁなんか問題あったらいつでも言ってね!Bye!」
そして暫くしてから…Aリアンから悪魔のメールが…
Aリアン ”HEY!さっき貰った金額だけど、1万円足りてないよ!!”
私 ”え、そんなはずは…もう一度確認してもらえますか?”
Aリアン ”いやいや、僕はね今日銀行に言って、お財布のお金全部、銀行に入れたんだ!だからここに入ってるのは君から貰ったお金だけ!ほら!!写真を送るよ!!LOOK!!”
その写真には4万5千円分のカナダドルが写っておりました…
私(いやいや…今度はやっぱり2万円足りないとか言うんでしょ…)
はい。ここでノー天気の私は 初めて大家を、と言うか人を疑うと言うことを覚えました。
その後、知人にアドバイスをもらい、無料の法律相談所で相談。
ただ、領収書も何もないし、どんどん値上がっていった家賃にしても私が支払った時点で了承したもの と見なされるそう。ええ 学びました。
私が馬鹿でした。
Aリアンにも、やっぱり色々おかしい、値段をもとに戻して!とか、お金はきちんと払った!!とか言っても
慣れているのか、馬鹿にされているのか(多分両方)のらりくらりとかわされるのみ。それどころか、またここに住んでね!とか友達紹介してくれてもいいよ!とか… もうエイリアンでしかない。人間じゃないんだ。サイコパスだ。このAリアン。
まとめ
外国人に限らず、人を簡単に信じてはいけません。お金に関しては少しでもおかしいと思ったらツッコんで聞くか、その人と関わることをやめましょう。
現地に行ってからでも部屋は見つけられます。 現金手渡しの場合は領収書をもらうか、その場面を動画に撮るくらいしましょう。
おまけ
おまけ 騙されかけたエピソード
違う場所でシェアハウスを探していた時のことです。
シェアハウス住人 「HEY!今日はオーナーから頼まれて僕が案内するよ!」
私 「きゃっ、素敵!ここにするわ。私!!オーナーに伝えといて!」
シェアハウス住人 「OK! じゃあオーナーから前払金もらうように言われてるから200ドル頂戴!!」
私 「オーナーに言われてるなら、直接オーナーの口座に振り込むって伝えておいて!!」
はい。みなさん、簡単にお金を払わないようにしましょう。