Rejoui 設立7周年の感謝 ー 7つのキーワード
2023年9月26日でRejoui は設立から7周年を迎えました。多くの方々に支えていただき、Rejouiは事業を継続できています。皆様のお力添えあってに他ならず、感謝の気持ちでいっぱいです。
原稿執筆に追われ文章書くことは心理的な負担が増す一方ですが、7周年の節目は7つのキーワードでRejouiの7年と皆様への感謝を綴ってみたいと思います(長文です)。
1.代々木
代々木は大好きな古巣、ALBERTの創業地です。代々木でデータに溺れた日々を忘れずいられる場所、その至近のコワーキングスペースでRejouiは2016年9月に創業しました。1人でビジネスを始め、データと向き合い、2018年1月に創業したビルの1室をお借りすることができましたが、COVID-19の影響で全スタッフがリモート勤務になったことから2020年8月にコワーキングに出戻りしました。
フロアや勤務形態こそ変わりましたが本社登記は一度も変わらず、渋谷区代々木2-30-4にお世話になっています。東京での私の住まいもずっと代々木です。都心でありながら下町風情があり、明治神宮・代々木公園の森に守られた少しヒンヤリ神聖な空気が私は大のお気に入りです。代々木、南新宿商店会の皆様にも本当にお世話になっております。新宿真横の大都心なのに街ですれ違ったら挨拶をする、ここは本当に素敵な私の座標です。
江戸時代に大きな木(代々サイカチの木)があったことに由来する地名だそうですが、代々にもわたる礎をこの街を拠点に作れたらと考えています。代々木の皆様、そしてALBERTからご縁のある皆様。心から感謝申し上げます。
2.広島
「いつか広島でビジネスがやりたいんよ」と広島弁で呟いておりましたら、野球仲間からご縁がつながり、2018年の後半頃から広島で色々な方にお会いする機会が増えました。データサイエンスのイベント開催や解析のプロジェクトの受託で広島での仕事が増え、2021年4月に広島県庁の大いなるお力添えをいただき広島に拠点を持つことができました。
広島県、広島大学・ひろしま好きじゃけんコンソーシアム、HBMS県立広島大学の皆様とも連携しながら「ひろしまが好きじゃけん!」を炸裂させてデータサイエンスのビジネス、人材育成のビジネスを拡大しております。
「菅ちゃん、来てみんさい、まぁ好きにやってみんさい!」と多くの方に応援していただき現在があります。広島の拠点開設から2年半経ち「地方都市でビジネスをすること」についても様々なアイデアが獲得できました。広島で得たことを日本国内さまざまな土地で展開できたらと考えています。広島のみなさん。心から感謝しとります。
広島オフィス開設に際して
https://note.com/kan_yukiko/n/n1ac65b472900
3.データサイエンティスト協会スキル定義委員
私はこれほどまでに熱量の高いコミュニティを他に知りません。「国力を上げたい」日本を代表する素晴らしいデータサイエンティストの皆が、組織を超え、利害関係を持たず、手弁当で(企業としては加盟費を払い、委員としての報酬はゼロ!)、平日夜も土日祝日の議論も厭わず真剣に「日本のデータサイエンティストの未来」を議論をしています。
会議は壮絶な知的格闘技です。「参加するからには貢献を」と思い積極的に発言し、しょっちゅう打ちのめされつつ継続して参加しています。DSの専門知識、世界中の技術動向、議論の方法や組織のマネジメント方法や言語化のスキルなど仲間からは多くを学ばせて頂いています。
スキル定義委員としての成果物が日本の国力をあげる、そう信じてこれからも取り組んでいきたいと思っています。スキル定義委員の皆様、素敵な刺激をいつもありがとうございます。
4.WiDS (Women in Data Science)
2018年8月にWiDS の活動をやろう!と横浜市立大学 小野陽子先生と出会えたことは私にとってもRejouiにとっても大きな転機でした。お恥ずかしながら私はそれまでデータサイエンス領域のみならずジェンダーギャップの解消がなぜ必要かを知らずに生きて来ました。幸運かつ鈍感すぎました。いや、むしろフェミニズムの剣を振りかざす人が大嫌いなくらいです。しかし、なぜギャップの解消が重要なのかを理解してからはこの活動を熱狂的にやりたいと思い、取り組んでいます。
WiDSの活動は課題が山積です。応援くださる方々と、反対の立場の方のギャップがとにかく激しい。悔しい思いもたくさん体験しました。影で「オナゴがー!」と言われていること、知っています。「あなたにはわからないでしょうね(独身だからね!)」と言われたことも。”データサイエンティストのジェンダーギャップ解消” どころじゃない、他の価値観のギャップ解消もできていない状況では無理があるのかと目眩しそうですが!やってみましょう、旗は振り続けます。大好きなハイヒール履いて。私は下駄ではなくハイヒールを履きたいのです、履くための体幹を維持し、背伸びして努力して、です。WiDSに関わるみなさま、出会えたことに感謝しています。やりましょう!
WiDS -Women in Data Science- その熱狂
https://note.com/kan_yukiko/n/n1b38da3229bd
5.地方創生
コロナに入ってリモートでの打ち合わせが増え、商談はどこでも行えるようになりました。時空を超えて打ち合わせをすることが増え、またRejouiが広島に拠点を持ったことで地方展開の実績ができ、地方自治体の皆様との交流は激増しました。
私は日頃リモートで打ち合わせをしている分、大切なときは必ず足を運ぶ、この目で見て体感し風を感じることを重視しています。特に地方の学校からの依頼に関しては本当の情報を届けたいという思いから基本的に断らないという姿勢で臨んでいます。これは、私自身が広島県内過疎化率ワーストを争う離島で生まれ育ち、大好きな故郷の歴史ある街並みを失った経験、そして「学ぶなら島から出る」ことを体験していることが大きな理由です。
人口が減ってもハッピーに健康に過ごせる街づくりを、どこよりも先んじて取り組み、そして日本中でやりたい。Rejoui がそれにデータサイエンスという武器を持ってしなやかに貢献できたら良いと考えています。訪問する土地それぞれでご一緒したみなさま、どうもありがとうございます!
6.レジリエンス
とこの数年よくHR周りの言葉として聞くようになりました。私自身は「おてんばさん」「はねっかえり」を英訳を試みた時に知った言葉でした。逆境にめげず、困難を乗り越える力、反発する力、いや時に反発ではなく”うまく受け流す”ニュアンスもあるでしょうか。Rejouiではこれを「しなやかさ」と表現しています。この7年を振り返ると私にもRejouiにも困難は沢山ありました。これからもきっと困難はあることでしょう。
私は何があろうと前を向く、解決思考であり続けたい。これを行うために私自身に不可欠なもの、それは心の安全基地たる皆様の存在です。やってみんさい、行って来んさい、応援してるよ、貴女が決めたなら大丈夫、仕事がなければ君ではない(笑)・・・美酒美肴や素敵な音楽、野球とともに、そう言ってくださる素敵な方々に私は支えられています。いつもご一緒くださるみなさま、尊敬しています。ありがとうございます。
7.理情意
Rejoui さんだからお願いしたい、と言っていただくことが増えました。社会的責任を伴う案件も多くなっています。データサイエンスの専門性や企業の規模や実績では他に多く素敵な企業さんが存在するなかにあって、このように評価いただける理由は何か、言語化は難しいのですが”情熱を持って意思決定を論理で支援する” これを貫く姿勢への評価なのではと感じます。
社名に込めた思いをこれからも大切に、大好きな仲間とともに走っていきたいと思います。
Rejouiのスタッフ・社員が大切に思っている方々、Rejouiへのご理解をありがとうございます。スタッフ・社員のみなさま。一緒に走ってくれてありがとう。これからも素敵な理情意さんでありつづけられるよう、公器としての役割を果たせるよう、隣人の大切なものに思いやりをもって進んでいきましょう!
Rejoui はHR✕データサイエンスの企業として創業し、現在はデータ利活用コンサルティング、データサイエンティスト育成、DX推進支援の3つのビジネスを展開しています。データサイエンスは国力をあげる、これに貢献するために、これからもデータサイエンスを軸足としあらゆる課題解決の支援と、すべての人の自己実現を目指していきたいと思います。これからのRejoui も、どうぞみなさま厳しく暖かく見守ってください!