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breeze is nice.

まいど。
こくごのせんせのナギです。

 月曜日ですね。
 月曜日って「Blue Monday」だったり「雨降りの月曜」だったり、どっちかっていうとブルーな憂鬱な感じで描かれることが多いように思う。
 現に月曜日はブルーだ。

始まりの日。

 月曜日はいつだって勝手に向こうからやって来る。求めていなくってもやって来る。音もなく。それでいて厳然に。
 ちょっとはこっちのタイミングにも合わせてくれよと思うけれど、そんなことにはお構いなしだ。そうやって何十年も、何百年も(あれ、曜日っていつから始まったんだっけ)繰り返してきた。そのなかでいくつもの何かが死んでいったし、あるいは生まれていった。

 だからといってずっとブルーなわけでもない。月曜日がずっとブルーなのだったら、人間はとうに月曜日の制度をやめてしまっているはずだ。
 月曜日は始まりの日でもある。火曜日にはない、もちろん金曜日にもない何かを携えている。今日はそんな月曜日で、そんな月曜日が来たのだ。

 そんなん認識の問題、つまりこちらのメンタルの問題やんと言われればそうだ。すぐに認める。けれど、その意味でいえばすべてが認知の問題なのである。人はそうやって意味を与え、因果を感じて生きてきた。きっとこの先もそうやって生きていく。
 では全てが認知とか科学的な話なのかといえば、そうでもないと思う。
 超常現象とかスピリチュアルの話をしたいんじゃない。でもなぜかそうなっている、目に見えない巡り合わせのようなものの話だ。よく分からないけれど、そういうものがきっとある。そんな巡り合わせの一地点が今日のように思える。

4月1日の月曜日。
はじまりのとき。

 自分の境遇がそうだからかもしれないが、何かが始まる(あるいは始める)日としてはちょうど良い。

 歯車が噛み合わない1日かもしれない。でもそれはそれで明日へのとっかかりにはなる。
 月曜日の次の日が必ず火曜日であるように、今日の次が明日だ。
 今日起こった何かしらがなければ、明日起きるだろう何かしらはない。

 とはいえ、初速はゆっくりな方がいい。スピードは徐々に上げていくものだ。
 ロードスターのギアもローから順に上がっていく。
 キャノンデールだって漕ぎ出しはフラフラしながらもスピードに乗っていく。
 そうだ。スピードは乗るものなのだ。
 トップスピードから始まるものなんて、、、LAの某夢の国のジェットコースターくらいなものだ。(それくらいでいい)

 噛み合っても合わなくても、どれくらいの滑り出しであったとしても、今日のそれは始まりに違いないし、始まりにふさわしい。
 今日がなければ、明日はない。もちろん1週間後も3年後も、10年後もない。
 結局どのようにとらえるかは認知に問題で自分次第なんだったら、その意味で良い1日にしたい。

そう思った人は今晩のビール代をカンパください笑

breeze is nice.

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