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【京都×口福】京都の夏がやってきた。もり川さんの「鱧づくし」

京都の夏も8年目。
とはいえ、京都の蒸し暑さにはまだまだ慣れず、

四半期の仕事が片付いたので、
ひとり打ち上げと称して、もり川さんへ。

↓春の「もり川」さんは筍づくし。

今日の先付けは、
蛸煮、とこぶし、山椒穴子の湯葉巻き。

京丹波の地酒「長老 上撰」でスタートです。
甘すぎず辛すぎずちょうどいいお酒。

長老のふわっと香る樽香も心地よく、
飲みすぎ注意です。

さて、本日のお造り。
湯引き鱧と漆黒トリ貝の
白と黒のコントラストも美しく。

鮪、貝柱、烏賊、タコ、ハモにトリ貝。トリ貝は三重のもの。身がほどよく厚く、美味でした。
賀茂ナスの西京味噌焼。6月下旬を過ぎると、種のまわりが固くなるらしいので今が食べごろ。

京都の夏といえば、
賀茂ナスに賀茂トマト。

やわらかいナス肉と熱々の焼味噌に
お酒がスイスイすすみます。

鱧とじゅんさいのお椀で
ホッと一息つきつつ、

カウンターの向こうを見れば
大好物の穴子白焼きが焼き上がりつつあり、

大好きな穴子をひとりじめ。
二杯目は、いつもの立山特別本醸造。

そして、
今日の蒸し物は「鱧茶そば」。
どーんと大きな白身に隠れて茶蕎麦がちらり。

出汁あんかけ蕎麦は、
京都っぽい。

熱々のあんかけをフウフウしながら、
蒸し暑い京都でいただく蒸し物。
お出汁を堪能します。

国産(秋田県産)の生じゅんさい。珍しい一品でした。じゅんさいが小ぶりでのどごし良き。

小芋揚げをちょっとつまみつつ、
生じゅんさいも堪能しつつ、

今日のにぎりは、
穴子とさより。
美しい。

そして、最後の水菓子。
瑠璃色の大ぶりの江戸切子に、
ちょこんと正座している白桃が涼しげで。

この江戸切子の器は「松鮨」の先代から譲りうけたものとのこと。毎回、器も楽しみなのです。

おみやげに、
かんぴょう巻きを頼んで、

お店を出たら、夏ですね
まだまだ明るい。

賀茂川を散歩しながら帰りましょう。
今年も夏がやってきた。

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