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【京都×口福】10月の琥珀流し

(↓9月の琥珀流しは「葡萄」と「カラメル」でした)

10月の“琥珀流し”は
「こしあん(しるこ)」と「栗あん」。

どちらも甘く煮た栗とあずきがのってます。
お店の人曰く、

「“こし”のほうが栗が大きくて、
“栗あん”は小粒だけど栗が多めですよ」

今回も迷ったけれど、
こしあんにした。

山吹色の栗と赤銅色の煮小豆の
コントラストも麗しく、

今年はもうじき11月なのに
30度近い日もあって、
紅葉もすこし時期がずれるらしい。

それでもやっぱり、栗をみると
秋だなぁとしみじみ想う。

栗といえば丹波栗が有名ですが、
父方の親戚が代々、亀岡に住んでいて

子どものときには毎年、
裏山の栗を送っていただいた。

栗は大粒の立派なものが
小さめの段ボールにぎっしり入っていて、

子どもにとっては、
小さな手で渋皮を剥くのは大変で

栗が届くたびに
「また大変な秋がきた!」

と思っていたけれど、
なんだかんだいっても秋は、

栗芋南瓜が美味しくて
1年で一番好きな季節です。

「栗あん」には栗のシロップがたっぷりと。栗は、煮ても焼いても茹でても蒸しても美味しい。
栖園さんのあずきは本当にふっくらツヤツヤしています。こちらのぜんざいも絶品です。

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