見出し画像

言語と年齢と性別の関係、そして第三言語への挑戦

会社員を辞めてカナダでWebアプリケーション開発の勉強をしているKanです。
元々感じていたことではあるが、言語と文化の関係は密接だ。カナダに来てここで暮らし、様々なものを見聞きする中でさらにその思いが強くなっている。

年齢と敬語

日本語には敬語があり、一般的に年齢が上の人に対しては敬語を使う。
通常の会話の中に「年齢」が存在しているのだ。
だからこそ「おいくつですか?」と聞くこと自体は不思議なことでもなければ失礼にも当たらない。(女性に年齢を聞くのは失礼よ、という話は置いといて)
英語圏では、少なくともカナダでは、初対面の人に年齢を聞くことは日本ほど一般的なことではないし、履歴書にも年齢や生年月日を書く必要はない。
これは私たち「もうそこまで若くはない」者の就活にはありがたい話だ。

性別とPronouns

英語では、基本的に第三者を指す際は「She/He」などを使ってきた。
通常の会話の中に「性別」が存在しているのだ。
だからこそジェンダー事情には日本以上に敏感であるのかと感じるし、最近では飲食店やショップ店員のネームタグに「She/Her」「He/Him」「They/Them」と、その人のPronounが書かれていたりする。
これは日本で見かけることはまずない、または大変稀なことであろう。
先述の通り英語には通常の会話に「性別」があるが日本語にはほぼ存在しない。「彼/彼女」という言葉はあり、英語のように第三者を指す際に使う場合もあるがどちらかというと「あの人」「あちらの方」または固有名詞を使用することが多く、そこに性別を判断する言葉はない。

どっちがいいという話ではない

私は英語が好きだ。一般的な会話の中に「粋な表現」がある。ネイティブではない私からはポッと口から出てきづらいような表現だ。

I thought you'd never ask.

なんて返しを一度はしてみたいものだ。

もちろん、日本語も大好きだ。英語やその他言語に直訳しづらい表現も多く、そのニュアンスを持つ言語を母国語としていることに誇りを持つ。

口寂しい

いつだったかInstagramで見た投稿でこの言葉を英語で解説していた。いつかこの言葉を日常会話で使う日本語が第一言語ではない人に会ってみたい。

第三言語との闘い

話があちこちに飛んでいる気がするが、総じて私は言語が好きなのであろう。この記事を投稿した直後は、また違う言語と向き合う時間だ。

プログラミング言語。
「それ」との会話はあまり弾まないかもしれないが。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?