技術士建設部門R4必須Ⅰ骨子DX
DXを推進するに当たっての課題
(ヒト)デジタル技術に精通した専門技術者の育成や確保
建設業界におけるデジタル人材の不足
(カネ・モノ)DXによる省力化や高品質化
DXの推進による費用対効果が低い
(ヒト・カネ)業界全体(中小企業)での普及
中小企業における取組みが不十分
実績や事例の蓄積
IoTツール、BIM/CIMやDX建機等を活用した事例が無い
プラットフォームフォームの整備
利用可能なデータが無く、基盤となるデータの構築の負担が大きい
意識改革
ITリテラシーが低い
慣れ親しんだ既存の業務プロセスからの脱却が困難
解決策
プロセスDX(従来の業務プロセスにデジタル技術を活用)
業務効率化・業務改善を実現
調査、設計、施工、維持管理において、ドローン測量、ドローンや車両に搭載したカメラやセンサーによるデータ収集、AIを用いた解析、BIM/CIM、I-Construction、UAV等による点検調査の導入
ワークスタイルDX(はたらく環境にデジタル技術を活用)
時間や場所の制約を減らし、多様なはたらき手を受容して活躍機会を増やす
専用アプリによるテレワークや現場でのデジタル書類作成、デジタルツインや建設機械の遠隔操作の導入
導入促進のための行政からの支援
国土交通データプラットフォームの構築
新技術導入促進を促すことを加味した調査や工事の発注
好事例の事例集
助成金制度
解決策の波及効果
新しい産業の創出
異業種の建設業への参入
行政サービスの高度化
若者の建設業離れの解消
懸念事項と対策
技術継承機会の減少
職員への教育支援や熟練技術者の経験や知識のマニュアル化
サーバー攻撃等による情報漏洩
セキュリティーの強化
クラウドでの情報管理
ブラックボックス化
解析結果等の検証とマニュアルによる最終判断
技術者倫理
公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮
社会の持続性
DXによる働き方改革の促進、及び、少子高齢化といった社会問題を解決する
DXによるスマートシティの構築