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技術士施工計画選択R1Ⅱ1 非破壊検査

反発度法

  • リバウンドハンマー(シュミットハ ンマー)により、コンクリート表面を打撃し、その反発度から圧縮強度を推定

  • コンクリート面の打撃反発度Rコンクリート圧縮強度Fcとの間に特定の相関があり、その換算式 からコンクリート強度を推定

自然電位法

  • 鋼材が腐食している箇所(アノード領域)では鉄筋電位の低下が発生している。

  • 電位差を測定し、鋼材腐食を診断

超音波法

  • コンクリートを伝播する超音波の音速から強度を推定

  • 一般にコンクリートの音速は、強度が高ければ早く、強度が低ければ遅くなる傾向

  • コンクリート強度とひび割れ深さを測定可能

赤外線サーモグラフィ法

  • 物体の表面温度分布を熱画像として記録し、タイルやモルタルなどの仕上げ材、コンクリートの浮き・剥離を検出

電磁波レーザー法

  • 電磁波をアンテナからコンクリート表面に向けて放射

  • 電磁波はコンクリートと電気的性質の異なる物質、例えば、鉄筋や空洞等との境界面で反射される

  • 送信から受信に到るまでの時間から、反射物体までの距離を把握

電磁誘導法

  • 探査機のコイルに交流電流を流すことでできる磁界内に、 鉄筋が近づくことによって鉄筋に電流が流れる。鉄筋側に発生した磁界を検出し鉄筋位置を探査する。

  • 鉄筋位置やかぶりの測定が可能

  • 空洞は把握できない


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