![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140764386/rectangle_large_type_2_9599b865a76a3a8052b52f697542edd3.png?width=1200)
技術士建設部門R3必須Ⅰ骨子 風水害
課題
想定を超える自然災害への対応
施設能力を超える風水害の多発化
施設の老朽化による被害の拡大
構造物の維持管理の強化
補修や修繕の対応が不十分となっている構造物の耐力低下
人材や災害対応の担い手不足
少子高齢化や人口減少、若者の建設業離れ
地域住民との災害に強いまちづくり
土砂災害警戒区域や浸水被害が想定されるエリアでの宅地造成
ハザードマップ等に関する住民の理解不足
防災意識の向上
これまで経験したことのない災害が発生しているものの、地域住民の防災意識は十分に追いついていない。そのため、逃げ遅れ等の問題が発生している。
解決策(水害)
築堤、河道掘削、遊水地、放水路、ダム等の整備
既存ストックの有効活用
ダムの貯水容量を増加させるためのかさ上げや放流設備の増設
利水容量の一部を事前に放流して空き容量を確保する事前放流
首都圏・近畿圏のゼロメートル地帯等の低平地における高規格堤防
災害危険区域の指定等による土地利用規制とを組み合わせる「土地利用と一体となった治水対策」
内水氾濫による浸水対策
下水管きょや排水機場等の整備
降雨情報の提供、土地利用規制、内水ハザードマップの作成等のソフト対策、止水板や土のう等の設置、避難活動
下水道の耐水化
河川の戦略的な維持管理
洪水時の予報・警報の発表や河川情報の提供
高分解能・高頻度に集中豪雨や局地的な大雨を的確に把握できるXRAIN(国土交通省高性能レーダ雨量計ネットワーク)での観測と情報の提供
水害リスク情報の充実
洪水ハザードマップ
水防体制の強化
水防管理団体等と連携した共同点検
水防技術の普及
要配慮者利用施設、大規模工場等における避難確保・浸水防止計画作成等の取組み支援
自衛水防の取組みの推進
市町村地域防災計画に定められた高齢者施設等の要配慮者利用施設における避難確保計画の作成及び避難訓練の実施
新たに生じるリスクと対応策
人口減少や高齢化の進展による地域防災力の低下
定期的な訓練の実施
最適な避難行動の定期的な見直し
ドローン等を用いた避難誘導
フェイクニュース
公式情報への適切な誘導