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Visionary Leaderに出会う、気づく、変わるーーーBVL英語プレゼンテーションコンテスト

”BVL英語プレゼンテーションコンテスト”という学生を対象とした大会がある。BINGO Visionary Leaders(広島県福山市)により2020年から開催され、このたび3回目を迎える。
2023年3月26日(日)に一般公開(オンライン配信あり)の視聴申し込み開始に合わせ、本大会の魅力をお伝えしたい。


BVL英語プレゼンテーションコンテストとは

「審査基準は”自己成長”。コンテストを通じて、学校や家庭の外で、不可能はないと信じて活躍するリーダーたちに出会ってほしい。インタビュー後にどれだけ成長したかを英語で発信して、世界に通用する自信をつけてほしい」

BINGO Visionary Leader会長 梶原亜紀(チアーズイングリッシュ)

”BVL英語プレゼンテーションコンテスト”とは、備後(広島県東部および岡山県西部)で社会に変革を起こす人(ビジョナリーリーダー)にインタビューした上で、英語のプレゼンを行う大会である。
なお、BINGO Visionary Leaders(以下、BVL)では、Visionary Leader(ビジョナリーリーダー)を「ビジョンを持って新たな価値を創造し、社会に変革を起こす人」と定義している。
対象者は中学生、高校生、専門学生、大学生で、参加方法は個人参加もしくはチーム参加(2~3名)。第3回BVL英語プレゼンコンテストの期間は、2022年11月6日から翌年3月26日。最終日となる3月26日(日)には、一般公開にて最終審査が行われる。今回は現地開催に加え、オンライン配信も行われる。

21年度に行われた「BVL第2回英語プレゼンテーションコンテスト」最終選考


BVL英語プレゼンコンテストの価値とは?

「インタビュー前はビジョナリーリーダーのことを知ってはいたものの、どこか他人事のように感じていました。インタビューを通して、ビジョナリーリーダーの思いや行動の理由を知って共感し、自分ごととして捉えることができました。周りのために自分から行動してみよう、自分にだってできる、という気持ちになりました。また、他の参加者からもたくさん刺激を受け、より伝わりやすい、心に届く話し方を追求することができました。他校の人と積極的に話して仲良くなり、お互いに高めあえたのは、貴重な経験になったと思います。自由にプレゼンテーションをするのは、難しくもありましたが、今までに経験したことのない、試行錯誤の面白さを感じました。本番は堂々と話すことができ、他の人に負けない自信になりました」。

コンテスト参加者の声

地元の第一線で活躍するリーダーにインタビューできる

文化界、政界、経済界など、さまざまな領域のなかから、自分が気になったVisionary Leaderに取材することができる。
映画館好きの筆者としては、「シネマ尾道」の支配人の方にインタビューしたいなと、参加する学生たちがうらやましくなる。この記事を読んでくださっている方のなかで、気になるVisionary Leaderがいる方はぜひ、学生のプレゼンを聴いていただきたい。

コンテスト参加者たちが取材をするVisionary Leaders

プレゼンに向けてのプロによる手厚い指導

本コンテストでは、動画の一次選考(動画を提出)までに、3回のサポートミーティングで指導を受け、英文チェックも行ってもらえる。

プログラムのスケジュール。約3カ月間にわたり手厚い指導を受けられる

コンテストのプログラムは、キャリア教育に携わる前田吉広(福山大学大学教育センター)により監修されている。
プログラムには、コーチングのメソッドがつかわれており、原稿執筆前にはマインドマップを作成する。マインドマップを通じ「自分自身の好きなことや嫌いなことについて項目を上げて、なぜ、なぜ、なぜを繰り返し深ぼっていくことで、根本の大切なところまでさかのぼっていき、それを大切にアクションを起こす」ことが期待されている。
加えて、英語プレゼン指導は、BVL代表でもあり英会話教室を経営しておりコーチングにも精通している梶原亜紀(チアーズイングリッシュ)、英語サポートは英語専門塾の代表である高橋克巳(高橋ゼミ)により行われる。プレゼン原稿の構成から、英語表現、プレゼンまで丁寧な指導を受けられるのである。

ICU(国際基督教大学)にて、英語プログラム(ELA)を履修した私からみても、大学で一学期間授業を受けるのと同等の書く力、話す力を鍛えられるコンテストだといえる。

21年度(第2回)のコンテストの最終選考(動画)にて、ぜひ成長を観てほしい。


審査基準について導入でも記したように「自己成長」が要となる。梶原は、参加者に「いかに上手に英語を話すか」にとどまらず、「自信をもって自分の行動を語り人にも変化のきっかけをもたらせるか」まで求めていると話す。

取材を終えて


梶原亜紀さん

主催団体の代表者である梶原亜紀さんと初めてお会いしたとき、「挑戦を温かく受け入れて、伸ばしていきたい」という、温かみのあるお人柄に惹かれた。とは言うものの梶原さんは、「課題が山積みの地方社会、コロナ禍であっても若い人に、胸を張って自分らしく生き抜いてほしい!」一心で、地元の協賛企業14社、毎年4人のVisionary Learderに交渉してきた経営者。そんなたくましくも朗らかな梶原さんの言葉の端々から、挑戦することは「怖い」ことではなく、実は楽しいことなのだと気づかされた。

挑戦を応援してくれる体制は、プレゼンコンテストからも伝わってくる。まず、学校代表の生徒だけが出場できるコンテストとは異なり、自由に応募できる。参加以前にスピーチ映えするような経験がなくても、「応募してからの取材、取材をきっかけに新しく挑戦」していく過程を評価してもらえる。まさに、何も持っていなくても「応募してからがスタート」

2023年3月26日(日)のプレゼンコンテスト最終選考をぜひご視聴いただき、取材を原点にコンテスト参加者が何を伝えようとしているのか耳を傾けてほしい。

BVL英語プレゼンテーションコンテストに関するお問い合わせ先



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