海外出張に行ってきた(接待編)
仕事後の接待のはなし。
顧客の到着後、打ち合わせと会社案内をして、夜は社屋内の宴会場で食事会になった。(会社内に宴会場があるってどういうことだ)
円卓に座ると、日本でよく見る中華料理が運ばれてくる。
本場中国の料理と、日本の中華料理は違うので、日本のお客様向けに合わせたメニューになっているようだった。
日本企業に徹底して寄せてきている。さすが。
中国の東北地方ではお酒というと、白酒(パイジュウ)。
日本での接待でも常に持参される。お店にはないので持ち込む。(いいの!?と毎回思うけど、予約時にお願いしているのか何も言われない)
個人的な感想だけど、焼酎みたいな香りの強いお酒で、中国料理によく合う。
アルコール度が高い。30~50度くらい。これを少量一気にあおる。
ロシアのウォッカみたい。大陸(寒いところ)のお酒の飲み方だな。。
それをみんな平気そうに飲んでる。さすが、大陸の人たち。
最初の乾杯はビールで、序盤から白酒が登場し、乾杯が何回も交わされる。
乾杯時は広い円卓(10人以上座ってた)で全員グラスを合わせることができないので、円卓の端にカンカンとグラスを打ち付けるスタイル。おもしろいなぁ。
会の途中で、一人ずつ一言言って乾杯する。最初の乾杯はもちろん偉い人だけど、20~30分おきに順番に出席者が一言挨拶してかんぱーいと何度もやる。
白酒は日本人にはアルコール度数が高いし、お客様は朝からの移動で疲れているだろうし、アルコールに弱いという方もいたので、チェイサーにしてもらおうと、一人一本お水のペットボトルを置いておいた。
そしたらすごい勢いでお水が減っていく。一気に飲み干す人もいる。
途中何本も追加した。
ところが、後で聞いたところ、中国の接待では基本お水は用意しないらしい。
チェイサーせずにみんな早めに酔って、短時間でお開きにするそうだ。
水を用意しまくって、大変申し訳ない。。
中国式接待?と思ったけど、もしかしたら、接待の場合は日本でも同じなのかもしれない。私が知らないだけで。
そんな感じでお酒の飲み方は少し違うけど、本当に中国人なのかと思うくらい日本式接待が板についていた。中国でも接待は一般的なんだろうか。
しかも全部日本語である。
お酒の席での立ち振る舞いが完璧すぎる。どうして。中国の人だよね??
1日目は3時間くらいでお開き。最後はみんなべろんべろんだった。
2日目の接待は、きのこしゃぶしゃぶのお店。
きのこしゃぶしゃぶは大連でも珍しいらしい。
そしてこの日は、お水を頼まない。中国式の接待を習得したわ、ふふふ。と思っていたら・・・・・・お客様が自分でお水を頼んでいた。ま、そうだよね。宴会に慣れている人はチェイサーするのだ。日本人だけかもしれないが。
そして一人一本ずつ白酒をお土産に。みなさん日本に帰っても白酒飲んでくださいね。それでもこの日は早くて2時間くらいでお開きだった。
中国を発つときは、私も白酒をお土産に渡された。中国でも私の酒好きはしっかりバレていたのでした。。
以上、大連出張でした!
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