スキー教室の夜は大変! ~先生たちの夜の過ごし方は?~
みなさん、こんにちは!
かみてぃーです。
さて、
この時期、スキー教室が行われている学校も多いかと思います。
僕の自治体では、中学1年生が1~3月に2泊3日でスキー教室に出かけます。
「スキー教室なんて、さぞ楽しいだろう。」
と思っていらっしゃる方、そんなことはありません!
先生方はかなり大変な思いをしています!
特に夜!
一般的には、22時に生徒は就寝。
教員は30分くらい廊下を巡回。
部屋から声や物音が聞こえればチェックします。
その後、担任が集まって打ち合わせ。副担任は巡回継続。
30~40分して、副担任が担任と交代で打ち合わせ。
0時くらいに打ち合わせ終了。やっと風呂に交代で入る。
その後、生徒がしおりに書いた「今日の振り返り」をチェック。
2時過ぎに体調の面で起こさなければいけない子を起こす。
3時に教員も就寝。
ただし廊下で寝る!
なぜか?
夜中に勝手に部屋を抜け出す生徒がでないように。
特に男子と女子の部屋の間に布団をもっていって寝る。
もし部屋を抜け出そうとすると、寝ている自分の上を通過するので気づくというわけ。
朝は5時半くらいに起床。
生徒は6:00~6:30に起床なので、早めに起きてしまった生徒を指導。
そして朝食指導へ…
2日目もこの繰り返し。
いかがです? 結構きついでしょ?
もちろん、落ち着いてる学校では「廊下で先生が寝る」なんていうことはないかもしれません。
しかし、このスキー教室については、
教員の勤務時間ってほぼ24時間なんですよね。
いや、手当はないから、本当は勤務時間外なのか?
先日、修学旅行の夕食のときに酒を飲んだ先生がいらっしゃいましたが、
もちろん、勤務時間内ならアウト!
でも、勤務時間外ならセーフ。
今回の件で、ここをはっきりさせないといけないというのが分かったのでは?
僕はいつも思うのですが、
宿泊行事は2交代制にすべきです。
日勤の先生と夜勤の先生。
日勤の先生は、昼間の生徒の活動を見守る。
夜勤の先生は風呂の指導から夕食、そして就寝後まで面倒をみる。
こうしないと、例え2泊3日であろうと体がもちません。
そのためには、引率する教員の数を増やすしかありませんね。
いかがですか?
2交代制、やってみませんか?