常緑樹の芽吹きから気が付いたこと
春は、
多くの植物にとっては芽吹きの季節。
芽から伸びている姿は
「これから伸びるぞ~!」という
エネルギーに満ち溢れていて
みるたびに元気をもらいます。
特に今年は、
常緑樹の芽吹きに注目しています。
常緑樹の落葉は5~6月、
そしたら新芽はきっとその時期だろうな、
くらいに思っていました。
(なんてアバウトな、、、)
でも、
どうやら芽吹きは落葉樹と同じよう。
落葉樹も2回にわけて芽吹くものがいるので
常緑樹もそうなのかもしれません。
芽吹きから伸びる姿も少しずつ違う。
芽吹きの時期から
それぞれの特徴を表しています。
私ったら。。。
今まで
常緑樹をひとつにくくって
観察することを怠っていました。
なぜ「常緑樹は同じ」
って思っていたのか。
北国生まれの私にとって
常緑樹は馴染みの薄い樹木です。
落葉樹好きな私には
彼らの魅力がわからなかったのかもしれません。
でも、
1年を通して観察してきて、
西表や奄美の樹木と関わる機会もあって
知らないうちに
常緑樹、面白いじゃん!
となってきたのも確かです。
ということで、
今年の春は「常緑樹の芽吹きって面白い!」
と森の中でひとり興奮することが多々ありました。
タブノキの芽吹きは花束みたい。
スダジイの芽吹きはスマート。
マテバシイの芽吹き前はアーモンド型
シロダモの芽吹きはふわっふわ。
ヤツデの芽吹きは、子供の手みたい!
探したらもっとあるんだろうな。
また、
常緑樹がどのタイミングで
前年の葉を落とすのか、
理解しきれていません。
(一部は早春に落としていました。)
恥ずかしながら、
常緑樹のことを
あまり理解していないのが現状です。
芽吹きの可愛い姿を確認できるのは今だけ。
春は待ってくれないから。
できるだけ外に出て、
直接観察しよう!
ワクワクしながら芽吹きを楽しむ今日この頃。
それだけでとても充実した
気持ちになれるから不思議なものです。