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富士静養園で出会った植物たち
4月29日~30日の1泊2日、
朝霧高原にある富士静養園にて
雑草の魅力を20年以上伝える活動を続けてきた
かわしまようこさんの雑草リトリートに参加してきました。https://www.mt.fuji-seiyoen.com/?p=1562
リトリートということもあり、進行はとても緩やか。
1日目は雨だったこともあり、
体と心をほぐすワークをゆっくり行い、
肩の力が抜けた状態で
2日目のワークに臨むことができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1651870919136-in8TU4Qdo7.jpg?width=1200)
2日目は朝から快晴。
富士山のご来光をいただいた後、
ゆっくりと散策を楽しみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1651871006812-vXUo5CsHKj.jpg?width=1200)
富士静養園は、
山本竜隆先生が
心身のバランスを取り戻すために
2万坪の森と共に
陰陽五行説に基づいた滞在ができるように
つくられた施設でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1651871066620-5wnJq63dx6.jpg?width=1200)
限られた人しか入らない静かな森の中には、
沸き水の流れ出る川があり
比較的平坦で歩きやすい地形に恵まれた場所でした。
https://www.mt.fuji-seiyoen.com/
その森では
自然の中で伸び伸びと育つ植物と出会いました。
コナラ、アカシデ、イヌシデ、クマシデ、クロモジ、
サンショウ、ウワミズザクラ
、、、と緑優しい落葉樹たちの中に
モミの木が生育していて、
時にスギやヒノキの人工林がみられる
変化に富んだ構成になっていました。
カジカエデは森の中にあちこちに。
![](https://assets.st-note.com/img/1651871176920-XyVc0iHTq8.jpg?width=1200)
樹木研究家のフレッドハーゲネーター氏の書籍には
西洋カジカエデは奥山が生育地にも関わらず、
公園や街路樹として適応できる能力がある、
と書いていますが、
あまり見る機会になかった私には想像つかず、
まさかあ!なんて思っていました。
でも、あちこちに、子供たちが育っているのをみると、
なるほどなあ、なんて、納得したりして。
![](https://assets.st-note.com/img/1651871237756-BCRdV5Itmh.jpg?width=1200)
途中みつけた
葉っぱのしたのクルン♪としたのがかわいいカエデ。
どうやらホソエカエデのよう。
本州(群馬県~兵庫県)、四国(徳島・高知県)分布で、
丹沢や富士山周辺、天城山、八ヶ岳に多い、と記述されていましたので
おそらくそうなのでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1651871342636-IHONBYxlHw.jpg?width=1200)
そして、モミの木は大木が多く、
「その土地を代表する樹木」の風格がありました。
富士静養園では、モミと富士からの湧き水を使って
スプレーを作っていました。
土地のもを使って生活に必要なものをつくる、ってやはりとても素敵です。
ようこさんからオイルづくりを教わってきたので
私もこれから実践したいなと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1651871498498-jK69s6refZ.jpg?width=1200)
ようこさんは雑草のプロフェッショナル。
すぎなやよもぎ、ハルジオンなど
私達が日常でよく出会う植物の魅力と
共に生きる術や心構えを教えてくださいました。
植物のある暮らし、
これからどんどんと注目されるように思います。
私も樹木が大好きな者として、
もっと意識的に樹木と共に生きていきたいなと
改めて思うことができました。