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村上浅間神社の巨木達
4月末、富士静養園でのリトリートの帰り道、
村上浅間神社に寄ってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1652420764220-dMcWzjQKxi.jpg?width=1200)
県指定天然記念物に指定されている樹木がある、
と聞いたので寄ってみたのですが、とても由緒ある場所でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1652420828927-sHERi2iwRv.jpg?width=1200)
神仏習合の施設として富士山興法寺とよばれ、
神と仏と末代上人を祀る3つのお堂として知られてきた場所でした。
今でも富士山開山の祭りでは水垢離や護摩焚きなど
修験の儀式が行われるそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652420937899-BUVYozlzat.jpg?width=1200)
浅間大社にも寄ってきたのですが、
そこはどちらかというと
観光地化された華やかな場所でした。
訪問者が多いので踏圧の害でしょうか。
境内の大木の枯枝が多いのが気になりました。
でも、こちらの村上浅間神社の樹木は
敷地が広く、山に近いという
土地の条件もあるのでしょうか。
樹木の一本一本が自由に生育していました。
県指定天然記念物の杉とイチョウは
支柱などの設置によって保護されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1652421009131-muBWOSdEEC.jpg?width=1200)
杉は道路側に生育しているため急な倒木や折れ防止のため
でしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1652421078740-KXjWJE5YNl.jpg?width=1200)
みているうちにふと思い出しました。
天然記念物になってから弱る樹木、
弱ってから指定される樹木のことを。
指定されてから適切な管理をうけて
元気になる樹木もあります。
樹勢を維持しつづける樹木も。
でも、その反対のケースもある。
人の手をどこまでいれるか、
どんな環境を維持するか、
その匙加減を見極める目は
未だに課題です。
もっと沢山みて、
体験して
観察する力、
考える力を養いたいなと思いました。
神奈川に移住して1年。
そろそろ目的意識をもって
動く時機だなあと思わされました。