リビングに置かれた千円札
就寝前、ふと棚に目を移すと、手書きのメモと千円札が3枚。
メモはムスメが書いたもので、そこには、
「全部聞こえてた。これ、今日の分。」
と一言。
ここまでの経緯。
今日、ムスメは塾を休んだ。
理由は、中間テスト前なので、テスト範囲の勉強がしたい(塾では、随分先の分野を習っているため、直近のテストには役に立たない)。
「はい、わかりました。」
ムスメの意思を尊重した。
ここまではよかったが、
ついつい、心の声が漏れる。
後からわかったことだか、台所での夫婦の会話のつもりが、風呂上がりのムスメにも聞こえていた...。
「どうせ,家では勉強せんやろ。」
親の気持ち→家ではスマホに夢中になり,勉強できない😏
ムスメの反応⇒見返したろ😤
「もったいない。」
親の気持ち→塾へ通うことにコストをかけている以上,学ぶ機会も月謝も無駄にしてほしくない🤑
ムスメの反応⇒休んだ分の月謝は自分で払えばいいんでしょ😤(本人の計算によると3,000円)
その後、お互いに顔を合わせることなく就寝。
ここまでをあらためて振り返ると、
〇よかったこと
・本人の意思を尊重した(無理に塾へ行かせなかった)
・結果的に、塾を休んだ時間をテスト対策に充てられた
〇残念だったこと
・心の声が漏れ出たことによりムスメを傷つけた(ムスメを信頼できていなかった)
〇これからどうするか
・ムスメを信頼できていなかったことを認め,謝ろう
・ありのままのあなたの存在が私たちのエネルギーの源であることをあらためて伝えよう
・ムスメを信頼しよう(そもそも,これまでのやり方で学校の成績や塾の模試では一定の結果を出しており,客観的に見て,本人へ口出しする必要がないことを理解する)
そして、
この3,000円は、ここぞという時にとっておこう
(ムスメにはその時まで内緒😝)
〇子どもに教えられたこと
・表面的な安堵よりも根底が信頼関係でつながっていることが大事
・負の感情も時にはやる気スイッチが入るきっかけになる
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