「日本習合論」〜10分読書の備忘録vol.17
■読んだ本:日本習合論(内田樹・著)
■注目した箇所
*チームの質について。
・もともとスタンドアローンのプレイヤーが、一人では達成できないミッションなので暫定的にチームを組む。(例:七人の侍)
・対して、ミッション以外のことに手間と時間をかける共感主義のチームシップ。
・共感主義的なチームにおいては、集団とチームに対する忠誠心が求められ、能力は二の次。変化・進化・成長・複雑化が嫌われる傾向。
これを「皆と一体化している」という喜びの経験に書き換える。
■気づき/感想
・ヒトは社会的な生き物なので、
関わり合い、自己承認は持っている欲の一つ。
・この欲も含め、まず一人で自分の人生をどう生きたいか
静かに考えることが必要。
その上でデザインをしないと、それが自分のどこから湧き出ている欲求なのか分からぬまま翻弄されて人生が終わる。
・複雑、変容しても、何を選択してもよく、大切なのは「自分でそれを選びとった」と納得できていること。
・肚落ちするために何度も稽古。やること。理論をいくら仕入れ振りかざしたところで、一つも役に立たない。
「日本習合論」(内田樹・著)
小さな社会変革を起こしていきたい方のための
読まずに参加できる読書会、やってます。
「週末読書」