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「みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?」〜10分読書の備忘録vol.34

■読んだ本:みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?(西村桂哲・著)

■書き留めておきたい箇所

・よく出来た思考方法で整理してスッキリさせて、むしろ”生きている手応え”から本人を引き離してしまうような働きかけにつていは、僕はちょっと遠慮したい(西村桂哲さん)。

・手にとられる本は、熱量や生命力が高いんだと思う。
人も動物だから、何万冊もある中からその熱を察知して、
自分に必要なものを「あっ」と感じて手にとっている(三島邦弘さん)。

・土地を買って家を建てたり、車を買ったり、共稼ぎで働きながら、自分の生活に一生懸命になってた時期があるんです。
それは悪いことではないと思うけど、私はその中では満足感や充実感を得られなかったんです。
(中略)
一番感じる手応えは、現地(ネパール)の女性たちです。
経済力だけでなく、自信がついて、内側から輝くようになってきた様子がすごく見てとれるんですね(土屋春代さん)。


■気づき/感想

・できるだけ人生の残り時間があるうちに、心動かされる体験をすることだなと思う。

「この方角に進むと手応えを感じられそうだ」と嗅覚を働かせながら、
失敗や予想外を恐れずにやってみる。

その体験から自分なりに考え、軸を培っていくこと。
「それはお仕着せの価値観ではないか?」と気づけることの大事さ。


みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?(西村佳哲・著)



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学び合う場づくりをしたい大人のための「学び方を稽古する」読書会を開いています。



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