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なにかを愛でるということ

「愛でる」…惚れ惚れしながら鑑賞すること。

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畑をはじめたきっかけは、暮らしに余裕が出てきてベランダコンポストを始めたことでした。

LFCコンポスト

キッチンで毎日出る生ごみをコンポストで堆肥にしたら、土に戻す循環をこの目で見たくなり、畑は菌ちゃん農法で開始。

高畝×黒マルチ

菌ちゃん農法は一度高い畝を作ってしまえば数年もつというものなのですが、そのための下準備が大変。

木や草を集めて短く切って、雨ざらしにして、畑まで運ぶ(我が家の場合、資材置き場と畑が車で30分。何度も往復しました)

畑ってやっぱやーめぴ!と出来るものでもないので、こういう作業を繰り返していると最初は「なんて面倒なことをはじめちまったんだ…!くそう!」と思っていても、不思議なもので土をいじるとか、少し汗をかくとか、道具を使う、カインズホームへ行く、種撒いたけどうまくいかない…なんてことのハードルが下がり出しました。

マルチ張る前

そういうことのハードルが下がると、急に気にしたこと無かった玄関周りのガーデニングのことが気になりだしました。

我が家の外構は、父が全てやったのですが遺言で「お前の家だけど、お母さんが庭いじりできるスペースを作ったから、死ぬまで好きにさせてやってくれ。死んだらお前の自由にしろ。」と言われていたので、ガーデニングは母にまかせっきりにしてあったのです。

私も土いじりなんてめんどくさいと思っていたので、母の庭いじりに関心もなく放置していました。

それが、急にです。(花を植えたいな…愛でたいな…)と衝動が出てきました。

花見ても何も感じない頃もあった

なぜ私は急に愛でる衝動が出てきたんだろう?と考えました。(少し前まで、なぜ人は歳を重ねると花を愛でるのか?と疑問に感じていたのに)

たぶん、心に余裕が出来たんだと思います。

土いじりへのハードルも下がった今!花を愛でられる気がする…みたいな。

心の余裕の極みアーシング

例えワンシーズンで朽ちる命であろうと、そのために自分の時間を割いてお世話をできる心の余裕。

逆を言うと、何かを愛でれなくなったら→余裕がない自分を自覚することができる!とも思いました。

自分の余裕度の指標として、ガーデニングはじめてしまおうか。

いつからやろうか?今か?

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