足音が大きいのは要注意かも?
バタバタ、ベタベタ、ペタペタ、ドスドス。
走っているときに上のように表現できる音がする方がいらっしゃったらご注意ください。
早晩、腰痛、膝痛、肩こりに悩まされるようになる確率が非常に高くなっています。
これがなぜかと言いますと・・・
まず音が大きい人は大股になりすぎている可能性が非常に高いからです。
最近は消費カロリーの観点から、大股が良いという方もいらっしゃいますが、大股で歩いたり走ったりして良いのは脚の筋肉の内ももにある内転筋が外側の筋肉とバランス良く強い人だけです。(毎日スポーツをしている方、登山家、肉体労働従事者など)
私も含めて一般の少し運動をやるぐらいの人は大体腿の外側の筋肉のほうが強いので大股歩き、大股走りはO脚を助長させています。
そして、大股で前に出した脚にそのまま体重が掛かるからドスドスと足音が大きくなるのです。
つまり、足音が大きい走り方ではO脚の人がO脚にする筋肉を鍛えているという事になってしまいます。
O脚は猫背を引き起こしますから膝の関節面がずれて膝痛、背骨が後ろに丸まるので腰痛、肩が前に出るので肩こりが起こることになります。
走った後に、脚の筋肉痛以外の痛みが出ることがあれば、走り方に問題がある場合がほとんどですから、まずその正体を見極めて、修正後にランニングを再開するようにしないと、せっかく健康のために頑張ったランニングで体を壊したらつまらないですから、ぜひ足音も気にしてみてください。
良い歩き方が良い走り方を作れる磯谷式力学療法ベースの整体院