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椅子に座る時には膝が離れるのが正しいのか?

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【座り方】 

 ある患者様が行かれた整体で、「人間の脚はそもそも離れているのがニュートラルな状態だから、膝を付けて座るのは自然な状態ではありませんから、膝を離して座ってください」と言われたとお話しくださいました。

 確かに、ニュートラルな筋肉の状態であればそうなんです。


 股関節の形状、脚の太さなどから考えると、私は身長170㎝で骨盤の幅はだいたい40㎝ぐらいという中肉中背のごく平均的な体形なのですが、もし私の脚の筋肉がニュートラルな状態であれば上の写真の黄色線のように膝の間は10㎝ぐらい開いているのが正しい状態だと思います。

 剣道でも正座の時には、膝の間にこぶしが一つ入るぐらい開けなさい、と習いました。

 But!しかしながら(これは、中学の時の英語の先生の口癖)

 <h4>そうなんです、脚の筋肉がニュートラルな方は非常に少ないのです。</h4>

 そして、その多くの方は脚の内より外の筋肉が強いから、矯正のために膝を付けて、太ももの外側の筋肉のストレッチをしてください、というのが礒谷式力学療法の考え方になるのです。

 とは言え、難しいことではありません。

 日中は初めはめんどくさく感じるかもしれませんが意識を使い歩き方や、こうした座り方の習慣化を行い、寝ている時間は『脚の紐結び』でストレッチを行う事で、それこそ24時間が矯正になるから、重篤な症状の方でも根本から良くなることが出来るのです。

 礒谷式力学療法でも、体が完全に整った状態を目指し、そのゴールの足の状態をNと表記していますが、これはナチュラルの頭文字なのです。

 しかし、それでも太ももの外側の筋肉が強いから、脚の外側の筋肉を少しは緩めるようにして、良い状態をキープしましょう、と教えてくれています。

 ほとんどの方は、歳と共にO脚、猫背が進みますよね?

 それが、脚を開かないほうが良いという基本的な考え方なのです。

 人間の体のメカニズムを研究する礒谷式力学療法×CS60の整体院 
                  杉並区・西荻窪  鴨下療法所

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