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「階段を上る時に股関節が痛みます」・・ある先生の答えに②
前回①に続いて、某有名健康雑誌の質疑応答から紹介しています。
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「階段を上がる時に股関節が痛みます」という質問に、スポーツドクターは「痛みがあるからといって動かさないでいると、さらに可動域が狭くなり、股関節が固まり、拘縮と呼ばれる状態に陥ってしまう。そうならないためには可動域を広げよう」と答えています。
そもそも、股関節痛はなぜ起こるのでしょうか?
股関節の痛みは、すべてその角度異常から起こります。
ですから、痛みがあるということは角度がおかしいということですから、この答えのように、可動域や拘縮が云々といっている場合ではありません。
角度異常が進んで軟骨をすり減らすことにより変形性股関節症が発症するとことを考えれば、いち早く股関節痛を取り除く処置が必要です。
さらに、角度異常を起こすことは筋肉のアンバランスが根っこなので、歩き方も正しくないことが容易に想像できますから、負担の多くかかる階段の昇り降りはその歩き方まで指導が必要になるのです。
そして正しく歩けるから結果として可動域の拡大、拘縮予防ができるのです。
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内転筋はももの内側にある筋肉群です。
この方は臼蓋形成不全から変形性股関節症が発症して、中学生ぐらいから股関節痛と可動域の減少に悩み、そして脊柱管狭窄症まで発症していましたが、現在は合気道のケイコの後や低気圧通過時に痛みが出るくらいで痛みはコントロールできています。最近はCS60の施術も加え、痛みのない生活を目指していただいています。
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股関節痛をいち早く解消し、繰り返さない歩き方まで指導できるのは礒谷式力学療法の整体院