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スポーツ選手への施術

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【スポーツ】

 オリンピックもあっという間に終わってしまいましたね。

 スポーツのモチベーションは上がったのですが、暑い日が続き自分の運動はもう少し涼しくなってから、と思う私です。(_;

 ところで、スポーツ選手の施術への施術に関して、私が一番記憶にあるのは水泳の北島選手のトレーナーの方が「試合前の施術に関しては、すべてを緩める様な事をするとパフォーマンスが落ちる」と言われていた話です。

 同じような話は同業の方からも聞いたことがあります。

 これに関しては、現在私が行っている礒谷式力学療法に出会ってから自分なりの答えを見つけました。

 それは「硬いところを柔らくするからいけない」という事です。

 どういうことかと言うと、体の各部位はつながっていて全体として重力の中でバランスをとろうとしているこを常に考えなくて引けない、という事です。

 ですから、筋肉が緊張しているところが原因ではないことが多い、という事です。

 なぜ、その筋肉が緊張をしているのか?
 ここをよくよく見極めないと、間違った施術をして、結果が出ないという事になるのです。

 例えば、テニスで肘の内側が痛む、という場合を考えてみます。

 使いすぎて痛むという以外では、その多くが前肩が関係しています。

 その場合、詳しいメカニズムは割愛しますが、前肩から腕のねじれが生じて、そのしわ寄せで肘周辺に筋肉の緊張が起こっているのです。

 ですから、肘の内側の筋緊張を緩めると、その時は楽になるのですが結果的に状況は悪化していますから、試合でのパフォーマンスが上がるわけがないのです。

 この前肩を修正しようとするならば、私の施術ですと前肩を誘発させた股関節の外転を起こしている太ももの外側の筋肉を緩め、それにより起こっている骨盤後傾を引き起こし、脊柱の弯曲度を回復させることにより前肩を引き起こしている大胸筋、小胸筋という旨の前側の筋肉を緩めることにより肩を後方に引けるようにして、肘の内側痛の原因を無くすことにより、その痛みを消失させてパフォーマンスを上げるようにします。

 このように施術を行えば、少なくとも選手のパフォーマンスを下げる時ことはないと思います。

 なぜならば、筋肉は縮まる時にその力を発揮するのですから、バランスの良い筋肉の状態であれば力は最大限発揮できるわけだからです。

 スポーツと言えば、少し前にダルビッシュ選手のことを書いた</a>ことがありましたが、数年前に体調を崩した時にある整体で楽になったとご自身のブログに書かれていましたが、最近また調子を崩されたという事を聞いて、心配でネットのニュースなどで見ていましたが、右肩が以前より下がってしまっていました。

 これはダル選手は右投げなので左に重心が多くかかり右の股関節が開きすぎることにより、右脚が長くなり、そのために右骨盤が高位になり、脊柱が左側弯していることが以前のYouTubeで分かっていましたが、その状態が悪化していると考えられるのです。

 これは、根本的な体全体、総体としての体つくりに成功しているとは言い難い状態です。

 多分、体全体をこのようなつながりで考えずに、筋肉の緊張しているところを柔らかくするという事をやり過ぎているのではないかと心配しています。

 ダル選手は体作りのことなどに真摯に取り組んでいらっしゃると聞いたことがあるので、それならと『奇跡の礒谷療法』(礒谷公良著 祥伝社刊)を、ネットで調べて国内のファンレター取次のエイベックス様あてにお送りしました。


 見ていただければ、絶対役に立つと思いますので、ぜひ見ていただきたいと思っています。

 とにかく、アスリートの皆様は故障なども含めて、体を鍛える時、緩める時に、自分の体の状態をまず把握して、それから必要なところを鍛える、ほぐすというように取り組んでください。

 せっかく好きな競技なんですから最高のパフォーマンスで、なるべく長く楽しんでくださいね。

 スポーツのコンディショニング、パフォーマンスにも礒谷式力学療法×CS60の整体院      杉並区・西荻窪 鴨下療法所
                                            杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713

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