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たった一つの習慣が病気を治す!?

 世の中には様々な治療法や健康法がありますが、1つに絞るとすると何が最重要だと思いますか?

 以前漢方薬を研究している友人が、「つまるところ体を温めるのか冷やすのか?を外さなければ、そこそこの結果になるのではないかと思うようになった」というニュアンスのことをボソッとつぶやいたことがありましたが、それは極端な表現ですが、まず細かく枝分かれする前の二者択一を外したら、どうしようもないという事を極端に表現したのだと理解しました。

 同様に、病気の原因になる体の歪みの最も根幹なもの、それは体の左右差ではないでしょうか?

 肩がこる、腰が痛い、手がしびれる、左右が均等に痛むことより、左右が不均等に痛むことのほうが圧倒的に多いのが左右差がある証拠です。

 (左右均等に痛む場合は体の前後のバランスの失調のケースです)

 例えば、立っているときに・・・

 右脚に体重を乗せる癖がある人は、

 左脚から1歩目を踏み出す

 左足から靴を履く

 階段は左脚から登る

 呼ばれたら右から振り返る

 食べものは左で噛む

 こうした、体の使い方の偏りが生じ・・・

 右肩が痛い、いつも凝る

 背中の右側が張っていて痛い

 右ひざの正面が痛む、左ひざの内側が痛い

 視力は右が弱い

 右に片頭痛がある

 顔が右に傾く

 消化器が弱い

 泌尿器、生殖器にトラブルがある等というトラブルが起こります。

 これが左右差から起こる物理的なバランスの失調から起こっているのです。

 これを、例えば右肩の痛みに対して、右肩周辺の緊張した筋肉をもむような治療をしたらどうなると思いますか?

 右肩は左脚が長いために体がバランスをとるために、右肩が前方へ引っ張られているから緊張しているのに、その緊張を緩めたら、その時は一時的には楽になるかもしれませんが、右肩は抵抗が無くなりさらに前方へ引っ張られてしまい、さらにひどい肩こりが起こるのです。

 したがって、右の肩コリを治したければ、左右の足の長さをそろえれば自然に解消するのです。

 自分の生活の中で左右に気づいていたら、さらに踏み込んでその左右差をどうしたら治すことができるのか、お尋ねください。

 どんな治療法を行ってもこうしたおおもとを外してしまえば、効果が出ない、効果が薄い、効果を出すのに時間がかかる、と良いことは全くありませんよ。

 まずは、どちらの脚に体重をかけるのが得意か?

 確認出来たら、反対に体重をかける習慣にしてみてください。

左右差、前後差を整えて体の力を取り戻せる礒谷式力学療法ベースの整体院

杉並区・西荻窪 鴨下療法所



 

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