読書感想画
以前このnoteに、感想画を描くための絵本の相談をうけたことを書いた。その時、学年を考えて8冊ほど選んで参考にして欲しいとお渡しした。その中から、2冊がえらばれた。
すると本日、子どもたちの感想画がほぼ仕上がったので、見て下さいと声を掛けてくださった。
どの作品も素晴らしい作品だった。どれも生き生きとして、自分の中のイメージを画用紙いっぱいに描かれていた。
絵本を子どもたちに、絵を見せず読み聞かせて、耳できいてイメージしたものをそれぞれが描いていていた。
『としょかんのらいおん』
ISBN:9784265068173
作:ミシェル・ヌードセン絵:ケビン・ホークス訳:福本 友美子出版社:岩崎書店発行日:2007年04月
『ランパンパン』
ISBN:9784566002814
再話:マギー・ダフ作:インド民話絵:ホセ・アルエゴ訳:山口 文生出版社:評論社発行日:1989年
上記の2冊だ。
らいおんが画面いっぱいに力強く書かれた作品、あるいは、らいおんと子どもたちが同じカーペットの上でおはなし会を楽しんでいる作品。
クロどりの耳からねこや川があふれんばかりに描かれた作品、あるいは、王様と対峙した堂々としたクロどり。
クレヨンと水彩絵の具で描かれている。3年生は水彩絵の具を使い始めたはかり、水彩絵の具の使い方も難しい。
子どもたちの想像力は、本当に素晴らしい。もちろん指導された先生のご努力もあったと察せられる。こんな素晴らしい作品を見せてもらうと、絵本を紹介した私もなんだか鼻が高い。このように素晴らしい作品を見ると、学校司書をしていてもらえるご褒美のような気がしてならない。学校司書冥利につきる。
*外部の埋め込みが出来ず、困っている機械に不慣れな人です。
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