読書記録その2 『こんなに深い日本の古典』黒澤弘光・竹内薫
今回の本は、『サイエンス・ライターが古文のプロに聞く こんなに深い日本の古典』(ちくま文庫)です。伯母に薦められて読んだのですが、なかなか面白い内容でした。
この本の魅力ズバリ、わかりやすいところです。
この本は題名の通り、サイエンス作家の竹内薫さんと、古典のプロ・黒澤弘光さんの対談という形で進行していきます。竹内さんという「理系」の方を対象にしているため、「感覚」や「情緒」ではなく、理路整然とした「説明」がなされています。これがわかりやすい。私は根っからの文系ですが、非