#32 自省録からのブックリスト
マルクス・アウレリウス「自省録」にハマって、彼が実務としてやった事業とか気になって関連本を読み出す。
まずNHK「100分で名著」のムック本。「嫌われる勇気」の岸見一郎が書いてる。かなりアドラー心理学に引きつけて解説してる。
以前読んだヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」も再読。若くして超優等生なキャラとして出てきていた。
あと塩野七生「ローマ人の物語」の関連巻も読んでみる。同シリーズは父の書棚にあってつまみ読みしていた程度だったが、改めて読んでみるとすげえ回りくどい。マルクス・アウレリウスについて読みたいのだが、その関連人物の話に脱線して、さらにそいつの生い立ちの話にまで寄り道したりする。好きな人にはこの雑学感がたまらないのだろうけれど、長編マンガで大して感情移入できないキャラのどうでもいい過去が回想されるシーンとかに近いめんどくささがある。または旅行のガイドさんが有名な観光地で10メートル歩くたびに立ち止まって5分くらい解説してくる感じで疲れる。
「自省録」訳者の神谷美恵子さんの本も気になるので読んでみよう。
自省録からのブックリスト
神谷美恵子「生きがいについて」
同「人間をみつめて」
ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」
塩野七生「ローマ人の物語 XI 終わりの始まり」
セネカ「人生の短さについて」