#24 「みんなの未来を守らねば」

緊急事態宣言1日目終わり。といっても既に在宅勤務だったから何も変わらない。ズルズルと遅くまで仕事をしてしまう。

昨日の日記の続きで、ニュースを見る量を減らした。朝晩一回ヘッドラインをチェックして、ジョンズホプキンス大の感染者統計データを見れば十分。ほっといても情報は入ってくるし。

調べたら”Stop reading the news”という本が今年の頭に出ていて、読み始める。ニュースは人体にとっての砂糖と一緒で、取りすぎは有害、というエッセイ。 

カル・ニューポートの「デジタルミニマリスト」とあわせて読むといいのかも。

今年はコロナウィルスの影響で第二次大戦以降はじめて世界全体の二酸化炭素の排出量が減るんじゃないかという見通しが出ていた。

経済活動が減れば露骨に環境への影響も減るんだなというのが分かって不思議な気分になる。

妄想してしまうのだけど、もしかして人間以外の動物とか植物にとっては「ウィルスさん、ありがとう」という状況とも言えるんじゃないか。

つまり、ウィルス目線に立つと「人間たちはいくら言っても気候変動をマジメに考えないから、強制的に経済活動減るようにしたったぜ」とも見える。安いSFの設定みたいだけど。

「寄生獣」では、人間を食う寄生獣側の言い分として、
「地球の誰かが思ったのだ、みんなの未来を守らねばと」
というモノローグが出てきていたな。

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