【FX勉強法】超凡人トレーダーが勝てるようになった今、改めて考える「学びの最短プロセス」(わかりやすく伝えます)
こんにちは。かもめ@FXトレーダーです。
今回は、「FX勉強法」について書きます。
これからお話しすることは、私が3年間かけて遠回りして分かった、ぼちぼち勝てるようになるまでの道筋です。必ず勝てるという保証は当然できませんが、参考にはなるはずです。
では、1つ1つ見ていきましょう。
1.投資と投機を理解する。
あくまで、皆さんがこれからやろうとしているFXは、「投機」です。
投機は、資産が一気に増えることもありますが、一気に減ることもある。
株式投資などの「投資」は基本的には付加価値が向上していくものなので徐々に資産が増えるイメージです。ゼロになることもあまりありません。
どちらが良い悪いではなく、きちんと理解した上で、やりましょう。
本筋ではないので割愛しますが、私は、FXで得た資金を、米国株投資に回していく資産形成を描いています。
2.FXの仕組みを知る。
さて、FXをやることを選択したら、学んでいくだけです。
まずはFXの概要を浅く広く知ることが大切です。私も買ったことがありますが、ここらへんの本が入門書としてはよいと思います。(アフィリエイトではないです。以下、本を紹介する場合は全て同じ。)
3.基本的な理論を学ぶ。
基本的な仕組みが分かったら、古典を学びましょう。
ダウ理論、ローソク足、移動平均線、チャートパターンなどの言葉は聞いたことがことがあるかもしれません。ほかにも難しい本は山ほどありますが、まずはこの1冊でよいと思います。全てを一気に理解することは難しい(かつ、全部理解するのは至難の業。)ので、まずは通読し、実践などをしていく中で、辞書的に立ち戻る際にも使うことになる重要な1冊です。
4.資金管理を学ぶ。
次に、資金を増やすためには当然、資金管理を学ぶ必要があります。基本的な考え方はこの一冊で足りると思います。私もここに書いてあることを全部実践することは選択していません。原理原則を理解した上で、自分にあった形に落とし込んでいます。
そうなんです。
残念ながら、FXの教材は、全てを一気通貫して網羅したものは、基本的に皆無だと思ってください。だからこそ、それぞれの教材で得た知識をかみ砕いて、自分なりのトレードを創り上げていくしかないんです。
ここは、そういうものだと思って、次に進んでみてください。
その他にも勉強すべき本は山ほどあるので、「かもめの本棚」的な記事もそのうち書こうと思います。
5.小資金で実践トレードしてみる。
国内、もしくは海外の証券会社に口座を開き、トレードできる環境をセットしてみてください。国内口座と海外口座のメリットなどは、ご自身で調べて、判断するのが良いと思います。MT4ないしはMT5というトレードシステムを使用し、まずは実践デビューしてみましょう。この資金はドブに捨ててもよいという資金量でやることを忘れないでください。
6.トレードで負けを経験する。
申し訳ないですが、最初は必ず負けます。
上記でお伝えしたとおり、資金はほぼ全てなくなるでしょう。
しかし、この経験をしないと残念ながら次へ進めないのです。必要経費だと思ってここは負けたことを受け止め、勉強が足りないことを自覚してください。
7.勝っている人から手法を学ぶ。
ここからが本番、スタートラインといってもよいかもしれません。
YouTubeやTwitterなど、ネットで「FX 教材」と検索すると、わんさか出てきます(笑)
基本的に、教材を売る人は、「自分が勝っていること」を示しています。当然といえば当然ですね。誰も負けている人から学ぼうとは思いませんから。しかし、このタイミングで人選を誤ると、ものすごく時間や資金をロスするので、見極めが必要です。見極め方法については、時間があるときに記事にしようと思います。
ちなみに私は、青牛さんに教えてもらいました。今、勝てているのはこの方のおかげといっても過言ではありません。この講座でマルチタイムフレーム分析を学び、激変したと思います。
6月10日(金) 第5期募集開始されるそうです。
興味のある方は、noteをよく読んでいただき、覚悟をもって(←ここ重要)エントリーしてみてください。
8.手法が実践できるようになるまで検証を繰り返す。
師匠と呼べる人ができたら、徹底的にその人のトレードをトレースできるまで学び取りましょう。イメージとしては、師匠がエントリーするタイミングで自分も入れるくらいの感覚です。
そのためには、手法の理解だけではなく、検証ソフトを使って、師匠の手を離れても実践できるかを試行する必要があります。検証ソフトのオススメについては別記事で書いてますので、そちらをご覧ください。この検証が最も重要といっても過言ではありません。半年から1年くらいかけてやることをお勧めします。
9.実践に戻って手法どおりのエントリーしかしないようにする。
検証期間を終えたら、実践に戻ります。
実践に戻ったとき、戦うことになるのは、「ポジポジ病」です。
それなりに検証をして自信が付いているので、どこでもエントリーできそうな気になってしまうと思います。ここはぐっとこらえて、手法どおりのタイミングだけエントリーする「我慢」を身につけましょう。
10.利確と損切を含めた玉操作を学ぶ。
手法通りのエントリーができても、すぐに利確してしまう自分にぶつかることになります。また、損切ができず、資金を大きく減らしてしまうこともあると思います。
このフェーズになると、検証でできたことが、急にできなくなったりします。それはプロスペクト理論という人間の本能ともいえる心理行動です。
ただ、自己コントロールができるようになると、「損小利大」という、FXトレードにおいて、本来すべき行動をとることができるようになります。
上記のプロセスは、超凡人の私が3年間かけて遠回りしてきた中で、今思えば最短であろうというプロセスです。個々人で差はあろうかと思いますが、概ねこのプロセスを踏めば、勝てるようになる素地はできると思います。あとはその人次第。
「学びの最短プロセス」と書きましたが、そんなに甘くないのが現実です。
勝てるようになるまで最低でも2~3年かかるのが普通、といった世界ですから、継続して学ぶ覚悟は必要です。
以上、FX勉強法でした。
1つ1つのプロセスを掘り下げていくと、ボリュームが多くなってしまうので、まずはさらっと概要を分かるようにしました。トレードの合間に時間があったら、掘り下げていこうと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
かもめ@FXトレーダー