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キャリアカウンセリングって何だろう

9月のアタマから、ずっと考えている。 
が、とうとう、その答えの片鱗が見えそうなのです。😮

例えば学校のカウンセリングに来る方々は、およそ目的がある。困って来談される。
そのお困り事を、共にどうにかするために、知恵を絞り、エンパワーするのがカウンセラーの仕事だ。

ときにCLさんが遠回りしていることに気付いたり、そのカラクリが分かることもある。
しかしそのものズバリを突いたところで、解決することは多分ほとんどない。それより腹落ちしていただいたり、ご自身で気づいていただく方が、解決に近づきやすい。人間とは世にも気難しい生き物なのである。

さて、キャリアカウンセリング。
勝手に、導き感が強いものと思っていた。しかし、どうやらそれは違ったようだ。

答えはCLの中にある。そこにたどり着くために、見立てをしつつ、いろんな可能性を考える。それは多分カウンセラーの仕事だ。
もちろん專門的な知識はいる。その専門性に皆目自信が持てなかったため、余計にあがいてしまった。

普段の仕事では、緊張することは、もうほとんどない。たんたんと仕事をこなしていく。流石に数人の話を立て続けに聞くと、夕方にはハイジンになる。

15分も60分も大してやることは変わらない。時間が短い場合は、より単刀直入になっていく。
自分のやり方が一般的とは思わないし、正しいかも分からない。
これからは、模擬カウンセリングのように、しっかり自分の面接を吟味するつもりだ。
仕事人としては遅過ぎた春だが、人生に遅過ぎることはない。

CLとともに、旅に出る。答えはCLの中にある。それを一緒に探すのが、おそらくキャリアカウンセリングだ。
カウンセラーが答えを探し出すのでも、どこかに案内するのでもない。
水先案内人としての役割は必要だ。そこには知識や技術がいる。

じゃあどうすればよいか、分かったようで、分からない。カウンセリングには残念ながらマニュアルがない。
でも骨格はこういうことなのかな、と思う。
これから自分なりのマニュアルが出来るのかもしれない。
しかし今の私には、これでも大事な手がかりなのであった。

とにかく焦らない。パニクらない。落ち着いて、没頭する。いつものように。
没頭すれば、時間はあっという間。時計を気にするのは、時間を過ごさないためだよ。持て余すようでは、多分違うのだ。