黒人少年に$1ちょうーだい、って言われたらどうする?
数日前、近くのショッピングモールに行ったときの話。
長女が友達と一緒にモールの地下にあるゲーセン(アメリカではArcadeっていう)で遊んでた。
ゲーセンのスペースの半分は、クレーンゲームがずらっと並べてあって、日本のゲーセンっぽいんだけど、クレーンゲームの中身のぬいぐるみは、質の悪い可愛くないぬいぐるみなのが残念。
そんなゲーセンにね、私は次女と二人で長女を探しに入ったわけ。
そんな私たちに、14,5歳の少しポチャッとした、身長160㎝ぐらいの黒人少年が近づいてきた。
"Excuse me? Can I have a dollar? I need to take a bus to go home, but I don't have enough money. "
すみませーん。$1ドルもらえませんか?バスに乗って家に帰りたいんだけど、お金なくって。。
これをさ、嫌みな感じなく、目をまっすぐ見て言われたら、みんな、どうする??
私は、まずは、話を聞こうって思って、「どうやってここまで来たの?」「$1あったら家に帰れるの?」って、いくつか質問をしたわけ。
こっちも、じーーーと彼の目を見てね。
「友達とバスに乗って来た。」「$1あったら帰れる。」
じーーと、私の目を見て、そう言うからさー、
なーんか、嘘だとしても、騙されてもいっかー😀なんて気持ちになってさー、$1あげたの。
OK-! Be safe!! (私の頭の中では、「あばよ!気を付けて帰れよ!」って感じ。笑)
なーんて言ってね。
次女は嘘っぽくない?なんであげるの??って言ってた。。笑
最近読んだ欽ちゃん(萩本欽一さん)の『人生が楽しくなる気持ちのいい日本語』という本に感銘を受けちゃって、、気持ちのいいやりとりができれば、わざと騙されたり、とことんいい人になってみたりするのもいいなーって。
英語でもそれは一緒かなって。
まぁ、$1だしね。1万ドルとか言われたら無理だけど。。
この本、心のギスギスした感じを取り去ってくれて、読了感が良かった。