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アメリカ永住権保持者:去年になりますが、詐欺被害に遭いました。

皆さん、気を付けてね!っていう注意喚起です。

去年の二月に被害に遭いました。

概要
1月、POLICE DEPTという表示がされた番号から電話がかかる。
高熱で寝込んでいたが電話に出ると、警察官の○○と名乗った上で、私の個人情報が漏洩していて、国際組織が私の情報を使って不動産を買ったり、銀行口座を開設して、闇取引に口座を使用している、とのことを伝えてきた。
高熱で朦朧としていたため、主人と相談してかけなおすと伝えたところ、警察から再度かけなおすから、それまで何もするなと言われ、電話を一方的に切られる。

主人に連絡し、かかってきた番号に折り返ししてもらう。
その番号は実際の警察の番号で間違いなかったが、私が高熱で寝込んでいたために、その警察官の氏名を記録できておらず、窓口対応され、よくわからないままとなった。

2月、ある日の午前中。またもPOLICE DEPTという表示がされた番号から電話がかかってきた。
1月同様に電話に出ると、警察官でどこのステーション所属の××と氏名を名乗る。その氏名をメモした上で話を聞くと、テキサス州で事故を起こしたトヨタ車の中から薬物が見つかり、その車の所有者を調べたところ、私の名前が使用されていたとのこと。登録された住所で、薬物など見つかった。その後、調べていくと、私のSSNや氏名で銀行口座も作られている。

この時点で、怪しいと思うべきだった。。

ここから、偽FBIの捜査官に電話を繋ぐと言われ、待たされた上に、見事にそれっぽい英語を使う偽捜査官と話す。ストーリはこう。

多数見つかった私名義の口座を全て凍結する。
そうすると、本物の私の口座までも凍結されるので、一旦、口座に入っているお金を別口座に移してほしい。
今日中に全てを終わらす必要がある。
今、捜査は佳境に入っていて、君の口座のお金を動かすことで、犯罪を犯している組織が何かしら反応を示すだろう。
それによって、逮捕の道につながる。
このケースは、あなたの親族友人、だれにも漏らしてはいけない極秘事項である。
その旨、FBIから全て公式ということでレターやフォームを送るから、今から指定する政府公認のアプリをインストールしてほしい。これは、ハッキングされないためのアプリであり、このアプリを通して、今後は全てやり取りする。
まず、今からいう口座にお金を移してほしい。
私のSSNも新しい番号になる。

といった流れで、話をされる。

ここで、一旦、かかってきた番号をPCでサーチする。
確かにある警察署の番号で間違いないということが分かる。

ここから怒涛の指示が入り、早く!と急かされまんまと騙され、口座に入っていたお金を移動してしまったの。

お金はもちろん戻ってくるという前提で、一旦、違う口座に移すという話だった。

私名義の口座のお金だったので、大した額ではなかったものの、、、
動かしたあと30分後には、そのアプリで何を問い合わせても返事が来ない状態になり、馬鹿な事をしてしまったと気づいた私はすぐに警察署に向かったが、もう時すでに遅しで、お金をだまし取られたって話。

1月の電話で狙いを定められたんだと思う。
2月の電話で話した偽警察官と偽FBI捜査官は、本当に元警察官だったりするのか、話し方から説明の仕方など感心するほどに、こちらを信じ込ませる術を持ってた。

みなさん、本当に気を付けてね。
日本でも同じ手口あるのかな?
アメリカではこの手の犯罪は増えてるよう。

警察署からの番号だとしても、まずは信用しちゃいけないね。

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