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母と次女の私「母の冷蔵庫」
気持ちが乗らなくて、漫画を描けずにいます。
今回は、変わってる母の、最近の日常のようすを写真で。
あらかじめ説明しておきますが、
80歳の母は、ボケてはいません。
母の、ある日の冷凍庫。
柿の種が大量に入れられてます。大袋タイプを買ったので、
小袋に入れ替えて、冷凍庫に保管していました。
数日で、食べきったようです。
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冷凍庫に、長く持たせたいものを、母は、入れます。
あるときは、未開封の、だしの素やカツオパックが入れられてました。
「常温で大丈夫だよ」と私が言うと、
「いいの!かまわないの、どうだっていいの!」
とキレられてしまいました。
マヨネーズが入れられてました。
分離して、ダメになってました。
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野菜室。
食べて使用した、汚い皿が入れられてました。
「いまは、洗いたくない」
と思ったようです。
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冷蔵室にも、食べて空いたどんぶりが入れられてました。
冷蔵室は、私もよく使うので、
ちょっと、これをみると、嫌な気持ちになります。
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きんぴら用の、細切りした人参。
母は、昔から、水で冷やして、3日後に調理し始めます。
「栄養が、ぜんぶ、水に溶け出るよ」と私が言っても、
「昔、働いてた食堂では、そうだった」と母はいって聞きません。
店ではきっと、前日に切ておいて、次の日に調理してたんじゃないかと
思うのだけど、母には、「切った野菜は、長く水につけておくもの」
と勘違いしたようです。
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ベランダに置きっぱなしで、料理をさます。数時間。
いまのところ、カラスには狙われずにすんでいます。
が、ほこりがつくし、虫もたかりそうだし、
気温が高い日には、腐りそうです。
母は、おなか壊すことなく、平気です。
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母の作る料理は、一人で食べるには、大量です。
しかし、1~2日で食べきるそうで、
白飯は、毎回、2杯食べてるんだそう。
母は、太ってないのに、大食漢のようです。
母が、40代のころは、「食べるのがめんどくさい」
とよく言ってあまり食べなかったのに、いつのまに、変わったのでしょう?
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残飯を土に埋めて。
テレビで、「残飯で出る水が、焼却炉の火力を弱らせる」
と言ってたのを、母はきいて、
残飯をネットごと土に埋めるようになりました。
数日したら、掘り返し、ゴミに出します。
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近所の人から「それは何してるの?」と聞かれ、
ごきげんで、「残飯の水分をとっている」と答えていました。
母は、いいことをしてると思っています。
私は「雨の日のゴミ袋は、これ以上に、びしょぬれだけど?」
というと、やはりキレられて、
「いいでしょうよ!お母さんのすきにさせて!」
と言われてしまうのでした。
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母のやることすべてが変ってて、
どうして、こんな家庭に生まれたのかと、
一緒にいると、げんなりするのです。